力づくのストレッチで坐骨神経痛になってしまい、
その時の身体を柔らかくする作戦はあえなく挫折。
そこで、根本的に考え直しました。
どうして人間の身体にはこれほどの柔らかい硬いの差があるのかを…。
まず、体型学(体癖)的なところと柔軟性の関係から研究しました。
前屈の得意な身体。開脚の得意な身体。捻るのが得意な身体。
どんなに硬い身体でも、得意不得意があり、
体型と得意な動きとの関係が解ってきました。
それと共に体型やバランスを観ると、
使いやすい筋肉と使いにくい筋肉とがあり、
筋肉と得意な動きの関係も深い事が解ってきました。
柔軟性はストレッチをすればいいというだけでなく、
体型的、筋力的、遺伝的なところを基本に考え、
総合的に、そして個別に身体の使い方を変えていかなくては
いけないと解ってきました。
ヨガ、バレエ、ダンサーなどひときわ柔軟性が高い方達でさえ
不得意な動きがあり、それがなぜなのかが、自分では解らない
ものなのです。これを体型的、筋力的など客観的に観ていくことで、
自分では動かせなかった可動域まで動かすことが可能に
なっていくのです。
(整体人)