のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

ありがたいけれど・・・

2008-09-07 21:34:17 | 英語
のんびり娘の学校は、面倒見のいい先生が揃っています。
今年の担任の先生は英語が担当なので、
力の弱い心配なお子さんたち向けに
期末テスト直前補習をしてくださいます。
ありがたいです。

でも、直前1週間のうち3日間となると、他の教科にさく時間の事を考えないわけにはいきません。
のんびり娘の脳みそは、一度に複数の事柄を進行させるのが苦手です。
例えば、理科の勉強でも、理屈の部分を大まかに掴む事と、その中に出てくる用語を覚えることと、更にその用語を正確な漢字で書くことと、全部段階を追ってやっていかないと入らないんです。あぁそれと、色んなタイプの問題文にも慣らしておかなきゃいけないの。
ただ「覚えが悪い」から時間がかかるんじゃないんです。

期末テストの範囲は悲しいほどに広く。特に用語をたくさん書き込むことになる理科と社会、それから音楽は、それぞれ3日ずつは欲しいほど。
それに英語だって、実際のテストにかなり近い形で慣らしていかないと、
点数を取っていくのが難しいんです。

そうした中の補習。
これが「テストに即した」ものなら、家庭での勉強を省けるからいいのですが、
弱いこだけに、例えばbe動詞の書き換えばかりプリントを何枚もやったり、
三単元のSとか過去形の不規則動詞とか、そういう「ばっかり」ものを
何枚もやってくるんですね。
確かに、そうして繰り返した事でだんだん整理がついてきたり、
あれほど苦手なスペルでも、書けるものがおいおい増えてきたりと
自力がついてきたとは思うんです。
でも、そうした練習を即テストに応用できないのがのんびり娘だから、
そこがねぇ・・。

テストの事を考えたら、確実に加点が見込める教科書抜粋の問題に
鳴らしておくのが得策ですし、
書き換え問題でも、「ばっかり」ではなくていろいろ取り混ぜながら
「これは何を聞いているか」というつぼを掴む練習をしなければ、
点数にはつながっていかないんです。
それが、「見につけた知識を上手に使う」事の苦手なのんびり娘の難しいところなんですね。

補習をしても、時間内に終わらないプリントが出ますから、それが宿題になり
家庭学習の時間が更に削られてしまう。
ある程度山を張って内容を絞った上で、確実な加点が見込めるまで繰り返し
テスト形式で練習すれば、一定の得点が見込める教科にまで皺寄せが出てしまう。

補習は、点の伸びないのんびり娘を思ってくださってのことだから
ありがたいけど困ってしまう。それが率直な気持ちでした。

するとね、今夜勉強が終わったのんびり娘が、いつもの連絡帳(そういう名前ではないんですが、毎日生徒と先生が一言ずつやり取りを交わすノートがあります)にこんな事を書いていました。

「あまり勉強が出来なかったので、勉強をする時間を増やしたいです。だから、英語のほしゅうでもかんたんなものだけでなくテストにでそうなむずかしいことをだしてください。」

どうせなら、リハーサルしてくれると助かるんですけどね(笑)。


こういう事が書けるようになったこと、嬉しく思いますが、それだけ本人も追い詰められているという事。
昨日今日と部活の試合はあるし、火曜から木曜までは5時まで補習だし、
のんびり娘にとって時間はかなり少ないです。
効率を考えるとやっぱり「模擬テスト」作らなきゃかな・・。