のんびり娘の謎

10円が2個で、、、12円?今日の前の日は、、、前の日?のんびり娘のお答えは、理解できない謎ばかり。さぁ、どうする?

今時の漫画本

2008-08-25 01:28:18 | 日本って・・。
昨日、私と娘ふたりはパパの実家にお泊りにいったんです。
従兄妹のチビ達が遊びにくるというので久々に。

出かける前、のんびり娘と妹ちゃんは
お泊り用の衣類の仕度は私に任せ、
おばあちゃん家に持ち込む、自分達のお宝をあれやこれや
バッグに詰め込んでいたのです。
特にのんびり娘は、必要以上にバッグを気にする素振りがありあり。
(何かあるなぁ・・)
とピンときてはいたんですけど、
DSとかね、無駄遣いして買ったガラクタ類とか、
そういうのかと思ったんですよね。

ところが、彼女が隠し持っていたのは3冊の漫画本。
これがねぇ・・・。

以前、書いたことなかったかなぁ。
のんびり娘が小学校の頃から、どう見ても「小学校高学年から高校生」向けの漫画本に、かつてのビニ本、エロ本を彷彿とさせるようなものが見られるようになり、
それも、コンビ二などで簡単に子ども達の手に入る事を、何とかならないものかと嘆いてきた、まさにその手の漫画本が、のんびり娘のバッグの中から、それも3冊も出てきたときの気持ちといったら・・・・。

いえ、彼女がこの手のものに好奇心を持った事はごく当然だと思ってるんですよ。
私なんて、もっと早くから活字とはいえいろんなものを読んでましたしね。
ただ、興味を持ったのんびり娘が最初に触れる情報がこの手の漫画というのがどうもねぇ・・。
と言っても、今の子ども達の中に結構深く広く入り込んでいるという実情も見えますから、これを取り上げて「この手の本は買うな、見るな!」と命じたところで、いずれどこかで目にするでしょうし・・。
(行動範囲が狭く情報キャッチ力の弱いのんびり娘が買ったということは、
この手の本の存在を誰かに教えてもらったか、お友達同士の会話の中に出ていて興味を引かれたかっていうことですもんね。周囲に持ってる子がいると考えるのが順当ですよね)

一応、本を見つけた事はのんびり娘に話し、
気持ちの迷うままに、こちらの危惧を率直に話して、
「おばあちゃんの家では読まないでね。」
という話で締めました。
あっ、それと、
「妹ちゃんには見せたの?」
って確認しときました。
のんびり娘、私に隠れてなにかやる時には妹ちゃんを巻き込む(と言うか、妹ちゃんの度胸に頼る)事が多いんですよ。
するとね、見せたんですって。
「ばかもの!小学校3年生に見せるもんじゃないでしょ。」
妹ちゃんは、たいして影響されるタイプじゃぁないんだけど、
中2のお姉さんの行動として、何が適切なのか、
そこまで教えないと行けないのがのんびり娘なんだな。



で、そのあと3冊の中身を確認したんですけど、
やっぱり読ませたくないわぁ。

何が嫌かって言うとね、
もう、「そのためだけ」の漫画なんですわ。
主人公は、中高生っていう感じのとっても可愛い女の子で、
出てくる男の子ももちろんかっこいいのだけど、
その昔、やぁらしいおっさんが読んでいた
「エロ・・・」とか言う漫画本(知ってる私って・・・)と
大差ないだろという感じの内容なんだなぁ。
絵自体は、それほどどぎつくないけど、
出てくる子達はそれしか考えてないのかい!、
それしかすることはないんかい!っていう感じね。

なのに、外側や設定は「学園もの」なの。
これが何より嫌なのよ。

エロ本ならエロ本らしく、ビニールかけてあったり、
手に取るのも恥ずかしいという風にしてくれてあったらいいのに、
当たり前に子ども達の手に入る状況も嫌だし、
性に附属する、暗い側面がすっぱり落とされて
やたらキャピキャピと明るく紹介されているのも嫌なのよ。
こんな本を「少女向け」として出版し、
本屋に並べておく日本の大人って、いったい何を考えてんのよぉ!!!



特にねぇ、言語面が弱く、視覚入力が強いのんびり娘。
なんでも素直に受け止めてしまうのんびり娘。
その彼女の脳に、こうした漫画はどんな風に入っていくのか。
それを考えるとね、ただ見過ごすっていうわけにもいかないしねぇ。
頭がグルグル回ってしまいましたわ。


ということで、
まだ数年後かと思っていた性教育第二段階を発動させることにしました。
性交渉におけるリスク。
これが、私の考える第二段階。
キャピキャピ漫画に洗脳される前に、
感染症のこと、妊娠のこと、中絶のこと、その他。
言葉の弱いのんびり娘にも想像しやすいように、
想定できる色んな状況をなるべく具体的に。
リスクと、それを引き受ける覚悟について話す事にしました。

といってもね、面と向かって懇々とじゃなくて、
義父母宅から自宅までの1時間少しの車の中で、
運転する私と、後ろに座る二人の娘との掛け合いでね。
私は大事な話の時には、よくこの手を使うんだけど、
面と向かってじゃないから、お説教ぽくならなくて、
質問しやすいし、のんびり娘の隣に座る
お喋りで好きないもうとちゃんの突っ込みが
話しをわかりやすくしてくれるの。
そう、まだ小学校3年生の妹ちゃんも、必然的に
第二段階突入でございます。


話してみるとね、
(こいつ本気で私に赤ん坊を押し付ける気でいたな・・)
なぁんてのがわかったりしてね、
この段階で、第2段階に入っていけたのは良かったのかもなと思いました。
でもなぁ・・・親って疲れるわ。










性教育?

2008-08-25 00:22:13 | 母の作戦、考え
数日前の事になるかな。
「生理があるっていう事は、あかちゃんのベッドができてるっていうことでしょ。
じゃぁ、私、あれしたら赤ちゃんできるの?」

突然何を!!

と思いはしたけど、そこは常日頃あらゆる局面を予測しながら生きるのが好きな鬼母ですもん。

「そうだよ。」

と、横で聞いていた妹ちゃんがさっそく突っ込み。

「あれって、なに?」

きたか・・・。

「動物で言う交尾のこと(二人とも、動物番組好きなので、この手の言葉が通じるのよ)。人間でいうと、エッチね。」
(生命誕生のしくみについては、どちらにも4,5歳頃から折に触れて「生物学」的に話してます。お互い気まずくなる前にベース作りはしておこうと思って、そうしてきました)

ここで、なんだかいやにニヤけるのんびり娘に、少し不安を感じまして・・・

「そうなんだよ。もう体は少しずつお母さんになる準備をしてるけど、
もしも、今赤ちゃんできても中学生のあなたには育てられないでしょ。」

「私は育てられないけど、お母さんなら育てられるよね。」

えっ!!こっちに任せるってか・・では、少々作戦変更ね。

「あのね、赤ちゃんってどこからでてくるんだっけ?君のそのほそぉい体から出てくるんだよ。痛くないと思う?」

「いたい。」

「でしょ。痛いんだよ。ママみたいにこんなにデンとしてても死ぬほど痛いんだからね。」

これは、かなりしっかりのんびり娘に届いたようで、その後は、

「ママ、私でよかったね。私は頭が小さいでしょ。もっと大きい赤ちゃんだったら大変だったね。」

と、自然に話題が逸れていきました。


ですが、この時、

(あれっ、何かちょっとこれまでと違う引っ掛かりがする。何かしらのんびり娘の中で、
こういう事に対する感じ方が変わったようだぞ。)

という感触があって、

(我が家の性教育も、そろそろ次の段階に入らにゃいけないのだろうか・・・)

と、うっすらと感じはしたのですが、

昨夜さっそく、「こりゃ、どうしたものか。」

と、直面する事態になってしまいました。