バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

あづまや@湯の峰温泉

2019-06-29 16:07:56 | 温泉(和歌山県)
熊野交通、龍神自動車、奈良交通の各バス路線で湯の峰温泉BS下車して目の前のところ。湯の峰温泉の由緒である東光寺の小さなお堂の小川を挟んで対岸にある旅館です。

老舗の風格が漂よう湯の峰温泉を代表するこの建物は、フランスの作家アンドレ・マルローが「これぞ日本の宿」と絶賛した旅館。日本の有名な温泉評論家の多くも大絶賛の、すこぶる有名な旅館です。

木造の浴室は大正時代の築造とのこと。槙の浴槽も湯を含んでなめらか。そして乳白色の湯は芳しい温泉臭を放ちます。


成分の濃い湯の峰温泉のこと、浴感は強力だが、古木に包まれているせいか、緩やかな時間が流れている感じがします。

小さい浴槽は「さまし湯」で、独自の手法で加水せずに適温にしているらしく、こちらはさらに濃厚。ワインに例えるならフルボディのボルドーでしょうか。

ここの料理も絶品。温泉の湯の風味を料理に生かしています。鮎の塩焼きや熊野牛のしゃぶしゃぶが超美味!しゃぶしゃぶの湯はもちろん温泉水で、やはりここの個性的なお湯は料理には最高ですね。

この旅館、多少値が張るので、正直、ひとり旅にはもったいない。湯の峰温泉にはかなりリピートしているが、ここには1回しか泊まったことがありません…

・場所:奈良交通、熊野交通、龍神自動車・湯の峰温泉BS
・泉質:含重曹硫化水素泉 92℃
・訪問日:2005年11月14日


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