湯崎の温泉街のはずれ、岬の先端に威容を漂わせている、その規模と歴史で白浜を代表する外湯です。
コンクリート造りの立派な建物の正面、唐破風をモダンにアレンジしたような玄関に威厳が感じられる。
屋内は、さすがに古さは隠せないが、しっかり清掃されていて気持ちいい。
浴槽が二つに別れているのは、礦湯(まぶゆ)と御幸源泉の、2種の源泉が楽しめるようになっているのです。
2種の浴感の違いは微妙で、匂いも混じってしまっているが、礦湯のほうが塩辛く力強く感じます。
尤もどちらの源泉も甲乙つけがたい泉質であることに間違いない。
いわばそのときの気分によって別の温泉に入れる贅沢。
いろいろな風呂で趣向を凝らすスーパー銭湯も、これには勝てないですね。
- 泉質1:礦湯(まぶゆ)2号・含硫黄-ナトリウム-塩化物泉75.5℃
- 泉質2:みゆき2号・ナトリウム-塩化物泉86.0℃
- 場所:明光バス・礦湯BS
- 訪問日:2006年11月21日
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