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バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

共同浴場うたせ大浴場@筋湯温泉

2013-10-03 08:46:28 | 温泉(大分県)

大分県玖珠郡九重町。阿蘇くじゅう国立公園内の麓標高1000mの高所にある筋湯温泉は、九重九湯の一つで、開湯から1000年以上の歴史を持つ九州の著名な温泉地のひとつです。


久大本線の豊後中村駅から九重町コミュニティバスに乗って1時間あまり、筋湯温泉BSを下車して、このひなびた温泉街の実に狭いメインストリートをまっすぐ歩いて5分ぐらいのところに、この筋湯温泉の象徴、共同浴場「うたせ大浴場」があります。2mの高さから湯が落ちる「日本一のうたせ湯」という、あまりにも有名なこの大浴場に、ようやく訪れることができました。

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宿泊の旅館でコインを購入、宿で購入すると300円の入湯料が100円になるとのこと。このシステム、おそらくこの共同浴場が旅館組合によって支えられているからなんでしょうね。コインを投入して回転扉を押し回すと中に入れます。


狭い脱衣所で脱衣して浴場に入ると、いく筋ものお湯が轟音を立てて流れ落ちている、あの有名な浴場そのものです。少し感動。


先ずは手前の普通のお風呂に浸かってみる。やや温めでしっとりとした浴感。これはこれで上質な温泉です。そして打たせ湯へ。かなり高い位置からドドドっと落ちているが、肩を当ててみると、意外にやわらかい感覚です。


それより打たせ湯によって生成されるミストが蒸気となって、それだけでほんわか温まります。スーパー銭湯でよくある痛いだけの「なんちゃって打たせ湯」とは全然違いますね。筋湯の名前の所以は「筋肉をほぐす湯」だから…と。確かにほぐれたような気がします。


浴場の裏手には足湯もあり、そこでこの大浴場から川に流れる温泉の排水見えるんだが、この排水の量が半端ない。湯量が豊富なこの温泉地の証左ですね。

  • 場所:九重町コミュニティバス・筋湯温泉BS
  • 泉質:単純温泉 44.0℃
  • 訪問日:2013年9月23日


大黒屋(温泉)@筋湯温泉

2013-09-29 15:36:39 | 温泉(大分県)

ここ筋湯温泉は、九重山系・桶蓋山の山麓の標高1000mの山峡に、身を寄せ合うように30軒ほどの旅館が集まっている静かな温泉街です。P9220120

久大本線の豊後中村駅から日田バスに乗って1時間あまり、筋湯温泉BSを下車してすぐのところに、予約してあったこの温泉旅館を見つけました。

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ここは古民家の造りにリノベーションされているたった6室の小さなお宿で、布団を敷くのはセルフサービス、食事は懐石料理ではなく1階の居酒屋風食堂で、お鍋や別注文のアテをいただくなど、簡素なサービスだが、その分、格安な料金という、旅館と民宿と湯治宿のいいとこばかりを合わせたような、ちょっとユニークな旅館です。

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館内に備える4か所の温泉はすべて貸し切りで入浴できるようなっていて、ふたつは屋内の階段から地階に下りていったところ。あとのふたつはいったん屋外に出て、川沿いの階段を降りて使います。「赤石湯」はその名の通り赤い石をだ円形に積み上げたお風呂。

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「切石湯」には底に川石が敷き詰められています。どちらも湯口から澄明のお湯が掛け流されています。舐めてみるとほとんど無味無臭、わずかに鉄の匂いが感じられます。泉質は塩化物泉だそうだが、塩辛さはありません。浸かってみると、肌触りが実に滑らか。このトロッとした感触はアルカリ泉なのかな?龍神温泉に似た、いわゆる「美人の湯」だと思います。少し長めに浸かっていたら、肌の表面の薄皮が剥がれてきました。

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屋外から入っていくお風呂はどちらも「石湯」と名付けられています。浴槽も床もすべて砥石のように少しザラついた石なので、足元が滑りにくくていいですね。ここに寝転がると、ちょっとした岩盤浴にもなりそうです。

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時間制限のない貸し切りなので、実にゆったりとさせていただきました。そして、宿のご主人の朴訥としながらも心温まる「おもてなし」のこころ…実に印象に残る温泉宿となりました。

  • 場所:日田バス・筋湯温泉BS
  • 泉質:塩化物泉 58~63℃
  • 訪問日:2013年9月23日



古湯@天ヶ瀬温泉

2011-10-10 15:32:03 | 温泉(大分県)

JR久大本線・天ヶ瀬駅のすぐ近く。天ヶ瀬温泉は大分県日田市にある温泉で、由布院温泉、別府温泉と共に豊後大分の三大温泉のうちの一つとされています。


玖珠川沿いに約10軒の旅館ホテルがひしめくように建っているこの温泉街は、筑豊の炭鉱が盛んだった頃は、炭鉱関係者の保養地として歓楽温泉地的な賑わいだったとのことだが、今はひっそりとした、落ち着きのある温泉街です。


温泉街の中央を流れる玖珠川の河原は、以前は河川敷を掘ればどこでも温泉が湧いたといわれているが、現在はこの河原の所々に共同露天風呂が整備され、誰でも使用することができます。


ただ、整備…といっても浴槽があるのみで、脱衣所も無く囲いもない。ましてや管理する人も居らず、入浴料は各自、結わえられている缶に100円を入れるスタイル。


久大本線の天ヶ瀬駅より右手に進み、シャレー水光園の先の階段を川岸に下りていった右側にあるこの共同湯もそのひとつ。共同湯の名称はどこにも書いていなかったような…なので帰ってからあちこち調べて「古湯」だと判明した次第です。


ここは河原より少し高台になったところにある露天湯で、もちろん周りに囲いも何もない。ここで脱衣してたらステージの上のストリッパーの気持ちになりました。


ホースから源泉が掛け流されている浴槽は、およそ3畳間ぐらい広さで、もとはタイル貼りだったのだが、大多数が剥がれてしまっているような状態。廃墟に近い。


ここにやや青みがかったお湯がなみなみと溢れていて、湯の花も多数。味はないが、少なからず硫黄臭が感じられます。まとわり付くような滑らかな入浴感は、ここが実は極上の温泉だと知らせてくれています。


湧き上がってきてそのままのお湯のこと、泉質だけで見れば旅館の温泉より上質です。


実に開放的な温泉なので、この手の浴場に慣れてない方には敷居が高いかもしれないが、ここは勇気を出して試してみるだけの価値がありますね。

・場所:JR久大本線・天ヶ瀬駅
・泉質:単純硫黄泉 81.6℃
・訪問日:2011年9月27日


長寿荘@別府温泉(別府温泉郷)

2011-10-04 00:02:14 | 温泉(大分県)

別府温泉のシンボル、竹瓦温泉のすぐ近く、流川通を東に少し入った、スーパーマーケットの裏手にある旅館です。名前からは老人福祉施設のようなイメージだが、旅館…というより民宿のようなお宿です。

ここは素泊まり専門。といっても簡単な朝食サービスがあるということだし、市街地なので、夕食の場所には困らんし、なんといっても一泊一人当たり3,000円という格安に惹かれてここに泊まることにしました。

建物は築100年を超える木造三階建て。バリアフリーとは無縁で、階段も急こう配です。部屋に案内されると、6畳間ふた部屋分あてがわれ、やや広すぎるぐらいで、奥の部屋にはもうすでに蒲団が敷かれています。各所の古さは否めないが、丁寧に掃除されていて不快感はありません。

ここの温泉は貸し切りの1ヶ所のみ。お風呂に入る際は使用中の札をぶら下げて使います。1日3組のみのお宿だからそれができるんでしょう。旅館の規模の割にはゆったりとした浴槽に、やや緑がかったお湯が掛け流されています。

ただしこのお風呂、そのままではかなり熱くて、加水なしに入れたものではありません。蛇口をひねって水をガンガン流し込むが、適温になるまでは風呂桶に温泉と蛇口の水を入れて身体に掛けるだけ。こうやって身体を慣らしてから静々と熱いお湯に入るのだが、この辛さのあまり、思わず悪態を吐いてしまうのはワタシだけ?

しばらく我慢して熱いお湯に慣れてきたら、ようやく冷静にお湯の感触を楽しむことができました。お湯は恐ろしく濃厚。舐めてみたら硫黄臭と少しの金気臭を感じます。まさしくガツンなお湯は身体にガンガン沁みこんでくるような気がしますね。

少しクセのある旅館だが、お風呂は24時間入れるし(ただしお湯掛けの儀式が必要だが…)、サービスの朝食はボリウムもあって美味しいし、何よりもこの値段…別府の定宿になりそうです。

  • 場所:亀の井バス・流川2丁目BS
  • 泉質:ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉 50.3度
  • 訪問日:2011年9月27日

別府温泉保養ランド(紺屋地獄)@明礬温泉(別府温泉郷)

2011-10-02 10:40:08 | 温泉(大分県)

別府八湯とよばれる別府の温泉群のうち、最も特徴的な泉質を誇るのが明礬温泉です。山の中腹に位置する明礬の温泉街より、少し下ったところにあるこの別府温泉保養ランドは、その明礬の中でも異質の、天然の泥湯が名物の温泉です。


別府駅から亀の井バスで立命館アジア太平洋大学行きのバスに乗って、今や明礬のシンボルと言うべき大分自動車道の巨大な高架橋の真下、紺屋地獄BSで降りてすぐのところ、昭和の「ヘルスセンター」を彷彿とさせる建物がこの別府保養ランドです。


受付で入浴料の1,050円を支払って入浴券をもらいます。貴重品をコインロッカーに預け、ここから長い回廊を歩いた先に、畳敷きの大きな休憩所があって、入浴を済ませた先客が思い思いに座ったり寝転がったりしています。ここの受付で入浴券を渡して浴場へ向かいます。別府温泉のデフォルト、脱衣所と浴場との仕切りが無く、脱衣ロッカーには鍵どころか蓋すらありません。


先ず現れるのがコロイド湯。ここは通常のお湯のみの温泉で、白濁のお湯が掛け流されています。このお湯は敷地内に噴出している噴気に、沢の水を通して造りだした温泉とのこと。いわゆる造成泉なんだが、それでも硫黄臭が感じられ、嘗めてみると独特の風味も感じられる。


そこから細くて薄暗い通路を抜けて内湯の泥湯へ。それほど広くない浴槽には手すりで迷路のように区切られています。浴槽の底が滑っていて、しかも、濁って足元が見えないので手すりが必須。ところが、この手すりがグラグラしていていささか心許ない。恐る恐る身を沈めてみると、お湯の底にはねっとりとした泥…というか粘土のようなものが堆積している。ニュルニュルとしていてあまり気持ちのいいものではないな。


ここから屋外に出ると、そこは混浴の大露天風呂。ニュルニュル感は同様だが、今度はつかまるところが無いので余計に気を使います。しかも、普通の温泉より比重が重くて浮力が大きいので不安定さが増す。しかし、浸かってしまうと内湯以上の濃厚な感触と、独特の浮遊感で、だんだん気持ちよくなってきますね。

この大露天風呂の隣には「自律神経の湯」とされる、さらに濃厚な露天湯があり、こっちの方が空いていていい具合。ただし、風呂の底の一部がえぐれていて、足を取られてコケました。このとき、温泉の湯が目に入ったようで、沁みて痛い痛い!


この泥湯、掃除が至らなくて、底にごみが堆積しているとの評価も耳にするが、この風呂を掃除するには、それこそパワーショベルで泥を浚渫しない限り不可能でしょう。でもこの泥こそ噴気と腐食粘土層とミネラル水という、天然の力により産み出される貴重な鉱泥。気にされる方はやめといた方が無難です。ここは割り切って、この泥を愛でることができるかが肝要ですね。

  • 場所:亀の井バス・紺屋地獄BS
  • 泉質:単純硫黄泉(硫化水素型)
  • 訪問日:2011年9月28日

ラクテンチ 絶景の湯@観海寺温泉(別府八湯)

2011-09-30 00:02:51 | 温泉(大分県)

別府温泉は、別府市内に広がる別府八湯と呼ばれる8カ所の温泉街の総称で、日本一の源泉数、湧出量を誇る大温泉街です。ここには巨大な温泉ホテルや、小規模の旅館、趣のある共同湯など、多種多様の温泉施設があるが、今回は一風変わった温泉を訪れることにしました。遊園地の温泉です。


昔懐かし、昭和の香りの残る別府の老舗遊園地「ラクテンチ」には入場料さえ払えば誰でも無料で温泉に浸かれる「絶景の湯」があります。ここに行くには幼稚園児や小学生に交じってネコのイヌのケーブルカーで山を登ります。山上の谷間に架かる吊橋を渡ったところにある真新しい建物、ここが温泉です。


男女に別れた入口には番台があるが、この日は無人。その奥に広い脱衣所があり、ここから露天浴場につながっています。内湯には階段を登って2階に上がります。


この内湯からの眺めが絶景なんですね。90度に広がった窓からは別府の市街と別府湾が一望。「絶景の湯」の名前に偽りはありません。そして、大きな浴槽には澄明なお湯が掛け流されている。臭いも味も希薄な優しいお湯です。


1階の露天風呂は、眺めは内湯には劣るものの、オープンエアが気持ちいい開放的な空間です。浴槽はやや小さいが、その分、お湯の質がやや濃厚に感じます。


外には足湯もあって、遊び疲れた子どもたちにも温泉を楽しんでもらうことができる、これは実にいいサービスですね。

  • 泉質:ナトリウム-塩化物泉 温度44度(使用位置)
  • 場所:亀の井バス・ラクテンチBS
  • 訪問日:2011年9月27日

旅館中村屋@長湯温泉

2010-02-04 23:33:35 | 温泉(大分県)

大分県竹田市直入町、市営の温泉施設「御前湯」の近くにある温泉旅館です。泉質が優れているとの情報を得たので訪問しました。


この旅館では別棟の露天風呂でのみ立寄湯を受け入れておられます。


脱衣所から温泉の扉を開けると、そこは完全なオープンエア!床には析出物がビッシリと鱗のように張り付いています。


お湯に浸かってみると…実に濃厚。強烈な金気臭に襲われる。かなり広い浴槽に源泉が掛け流されているが、真冬でもこの温度が保てるくらい、ふんだんな量の源泉が供給されています。これはすごいな!


舐めてみると、やはり想像通りのエグみが感じられる!源泉の、いちばんいい状態のお湯が注ぎ込まれているようです。


脱衣所の雑然とした感じや、無造作に殺虫剤が転がっているようね、もうちょっと気を使えばいいのに…と思う点もあるが、お湯の質で見たら超一流の温泉だといってもいいですね。

・場所:大野竹田バス・長湯温泉BS
・泉質:マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉 46.8度
・訪問日:2010年1月25日


ラムネ温泉館@長湯温泉

2010-02-01 23:11:22 | 温泉(大分県)

豊肥本線・豊後竹田駅から路線バスで40~50分ほどのところ。九重連山の麓にある長湯温泉は、日本では珍しい炭酸の温泉が豊かに湧出しています。長湯温泉の中央に流れる芹川の畔にある、一風変わった入浴施設がこのラムネ温泉です。


どこかの美術館と見間違うような斬新な建物は、路上観察学会を主宰する赤瀬川原平、嵐山光三郎、松田哲夫、南伸坊、林丈二の面々がプロデュースし、建築家の藤森照信による設計とのこと。


なるほど、デザイン的に面白いだけでなく、合理的なレイアウトや焼き杉の外壁素材など、様々な意匠が凝らされています。


茶室のにじり口を思わせるような小さい入り口から内湯の「にごり湯」に入ると、白い漆喰の壁に包まれた三層の浴槽に、褐色のお湯が掛け流されています。


舐めてみると炭酸のシュワシュワ感とともに、強い金気臭が感じられる…やや温めながら浴感は強力ですね。


露天の「ラムネ温泉」は多少の湯の華が見られる澄明お湯で、32℃のヌル湯です。浸かってしばらくすると全身がアワアワになってきます。ラムネ温泉のラムネたるところ。湯温は温いものの炭酸のお陰でぽかぽかと暖かくなってきます。


「オンリーワン」と呼ばれるオブジェのある中庭には飲泉口があり、金気がマイルドな炭酸のお湯を飲むことができます。金気の強い長湯のほかの飲泉所よりは柔らかいのでグビグビ飲むことができます。


このラムネ温泉、良質な温泉はもとより、お湯に浸かりながらアートに触れることができる、実に極上の空間を提供してくれていますね。

・場所:大野竹田バス・長湯温泉BS
・泉質1:ラムネ温泉・含二酸化炭素-マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉 32度
・泉質2:にごり湯・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉 42度
・訪問日:2010年1月25日


駅前高等温泉@別府温泉(別府温泉郷)

2009-08-16 10:32:40 | 温泉(大分県)

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その名のとおり別府の駅前にある駅前高等温泉は、大正13年建造のレトロな洋館です。で、なにが高等かというと入浴料が300円と高い代わりにタオルを貸してくれること…温泉のインフレで感覚がマヒしてしまいます。

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それほど広くない浴室には清澄なお湯が満たされています。泉質はあっさりしていて、図らずも上がり湯としては実に適しています。隣にもうひとつの浴槽があり、ぬる湯になっていて、少々湯あたり気味の体にはすこぶる快適。

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全身倶梨伽羅紋々の先客がいたので、ここでとうとう撮影断念かっと思ったが、挨拶するとものすごっくさわやかなアニキで、快く写真を撮らせてくれました。別府の旅の最後の温泉が、こういったあっさりしたところでよかった。一服の清涼剤のようです。

それにしても、この人気の別府温泉、今回の旅行で入ったすべての温泉を撮影できたのは奇跡的ですね。

  • 泉質:単純温泉 源泉温度不明
  • 場所:JR別府駅 大分交通バス、亀の井バス・別府駅前BS
  • 訪問日:2008年5月12日
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神丘温泉@鉄輪温泉(別府温泉郷)

2009-08-15 22:22:37 | 温泉(大分県)

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事前の下調べなしにいきなりに別府に来てしまって、右も左もわからず途方に暮れていたのだがたが、ありがたいですね、温友(温泉友だち)のおにゆりさんからネットで泥湯の情報をいただきました。これはぜひとも行ってみなければ。指示されたとおりにごく普通の住宅街を歩いて探すものの、こんなところに本当に温泉があるのだろうか?

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とても温泉とは思えない構えに危うく通り過ぎるところでした。駄菓子とか日用品とか売っている、なんだかよく判らない店先が神丘温泉の入り口です。店の婆さんに泥湯に入りたいと告げると、泥湯への入り方の詳しい説明がありました。

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説明のいちばん最初が靴の脱ぎ方。三和土で靴を脱いで靴を持ったまま廊下に上がり、そこで脱衣とのこと。なるほど、普通の温泉施設では考えられないが、下駄箱もも脱衣所もない、廊下で服を脱いで温泉をいただくスタイル。いきなりのカルチャーショックです。

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説明の通り、先ず普通のお湯に入って体を洗います。といってもここまで2つのお湯に入っているので形式的なものになるが…普通のお湯といっても、これも温泉。透明で無味無臭の特徴のないお湯ではあるが、もちろん掛け流しです。ただし廃墟みたいな場所ではある。

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裸のままいったん廊下に戻り、泥湯浴場に移動です。小さい浴槽にヤクルトのような色のお湯が満たされています。

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下からポコポコ湧いているのは、おそらく泥を攪拌するために空気を送っているのでしょう。それにしても、ここも普通湯にもまして廃墟です。なんか苔も生えてるし…萎えるなぁ…浸かってみるとクリーミーなお湯で、意外とザラザラ感はありません。

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熱めのお湯になっていて、数分浸かって上がり、自然に乾くのを待つのがよく効くとのこと。これぞ怪湯!ガツンときます。しかしお湯はともかく、この建物のボロさ加減、よほど耐性ができていなけりゃ無理でしょうね。

  • 泉質:鉄含鉱泥泉・単純泉 温度不明
  • 場所:亀の井バス・本坊主BS
  • 訪問日:2008年5月12日
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