その名のとおり別府の駅前にある駅前高等温泉は、大正13年建造のレトロな洋館です。で、なにが高等かというと入浴料が300円と高い代わりにタオルを貸してくれること…温泉のインフレで感覚がマヒしてしまいます。
それほど広くない浴室には清澄なお湯が満たされています。泉質はあっさりしていて、図らずも上がり湯としては実に適しています。隣にもうひとつの浴槽があり、ぬる湯になっていて、少々湯あたり気味の体にはすこぶる快適。
全身倶梨伽羅紋々の先客がいたので、ここでとうとう撮影断念かっと思ったが、挨拶するとものすごっくさわやかなアニキで、快く写真を撮らせてくれました。別府の旅の最後の温泉が、こういったあっさりしたところでよかった。一服の清涼剤のようです。
それにしても、この人気の別府温泉、今回の旅行で入ったすべての温泉を撮影できたのは奇跡的ですね。
- 泉質:単純温泉 源泉温度不明
- 場所:JR別府駅 大分交通バス、亀の井バス・別府駅前BS
- 訪問日:2008年5月12日
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