裏サロマニア

鉄道模型製作/国鉄型電車撮影を中心に徒然なる鉄ライフを紹介します

真夏の房総、113系撮影ツアー(中編:勝浦駅でのひととき)

2010-08-10 22:00:48 | 撮影記
寄り道の収穫があまりにも大きく、既に満腹感も感じられましたが『白い砂』はこれからが本番です。しばしクルマを走らせ海が広く見える勝浦に到着です。勝浦駅では予想通りホーム脇の電留線に『白い砂』千マリS71編成が留置されていました。仕業点検のためかパンタは上げたままで撮影には好適です。勝浦駅での午後のひととき『白い砂』と戯れてみました。

無線アンテナと黒Hゴムを除けば国鉄時代の姿をそのまま残すクハ111-1000’番台の顔、これ大好きです。


午前中は順光で編成写真が撮れたようですが、午後も4時を過ぎると奇数側のお面にしか光は当たりませんが贅沢は言えません。


113系のここの標識差しにサボか入った姿は久しぶりに見た気がします。


1000’番台のボックス席が指定席ですから 乗る方としてはちょっと窮屈かもしれませんね。


幌無し偶数側のプロフィールです。こちら側を順光で撮りたかった……


上り特急わかしおと並びました。工業デザインとしてどちらが優れているか?歴然ですね。


ほどなくしてアナウンスがあり下り普通列車安房鴨川行きの到着が報じられました。どうせ209系だろ……と思っていたら113系でした。ラッキー(^_^)v


『白い砂』を撮影していた同業者さん5~6名とまったり撮影会状態です。


下り列車発車後、ほどなくして『白い砂』が動き出しました。ホーム据付のための入れ換えのようです。上り本線上で一旦停止中のS71編成。


折り返して1番線に据付です。発車1時間前です。


ようやく幌無し側のお面が撮れました。


据付後、先頭部は跨線橋下に停車してしまったため、こんな暗い画像に…


下り側から見れば順光バリバリの綺麗な写真が撮れました。この時点での同業者さんは5~6名、意外と少なかったです。これを撮り終えてから走りを撮るためにクルマで先回りしました。


先回りしたところは八積~茂原の陸橋上です。ネットでちらっと見掛けたので地図で場所を割り出して来てみました。同業者さん10~15名くらい。しかし日没直前で曇ったり晴れたりで微妙な光線状態でしたが、とりあえず撮れたのがコレ!

コレにて8/7の撮影を終了、茂原のビジネスホテルに投宿しました。


Tさんと食事に出て、今日の反省会です。
本日の大漁を祝して もちろんコレで乾杯!

(まだまだつづく)

真夏の房総、113系撮影ツアー(ちょっと寄り道編)

2010-08-10 19:00:00 | 撮影記
8月7日午前中は113系撮影としては大満足で終了、ひと休みで昼食とし午後の撮影計画を練りました。『白い砂』の勝浦留置を撮るため、木更津から勝浦へ移動することとしました。せっかく木更津に来たのだから久留里線の国鉄色キハ35とか撮れないかなあ?とムシの良いことを考えつつ…… とりあえず久留里線の横田駅へ立ち寄ることを考えました。久留里線はタブレット方式(通表閉塞)を未だに使用しており、横田駅は交換駅なのでタブレット交換が見られる、ということで立ち寄ってみました。



ホーロー引き駅名標がクラシックです。



線路は草生しちゃって緑のジュウタンになっています。同業者の姿もチラホラ…


やがて上り列車が到着。


全国でもここにしか残っていないキハ37が先頭です。後ろはキハ38、これも絶滅危惧車。




乗降客もチラホラ…


あご紐キリリの駅員さんがタブレットを受け取ります。“通標ヨンカク!”って言ってませんでしたけど‥


下り列車の到着を監視します。


ほどなく下り列車到着。こちらはキハ38が先頭。


同じキハ37なのにどこか雰囲気が違うと思ったら、Hゴムの色が異なっていたのですね。


下り列車とタブレットを交換し、下り列車は発車しました。駅員さんは上り列車へタブレットを運びます。ここの通標閉塞は半自動のようでタブレットを使用しての開錠操作は無いようです。信号も2燈現時式、分岐器もスプリングでした。


“通標マル”と言ったかどうか解りませんが、上り列車にタブレットを渡します。タブレット閉塞の場合、先に到着した上り列車は後から出発せざるを得ない『先着後発』になってしまうのです。


上り列車に出発指示が出されました。


上りレ車出発です。


真夏の房総、ちょっとしたミニドラマだったような気がします。毎日行われている安全確保ドラマなんですが…
35年前、飯田線で初めて見た通標交換のドラマが蘇ってきました。


ミニドラマに感動して、更にクルマを走らせます。ナビに従って勝浦を目指すのですが、最も近い経路は房総半島を横断する経路でした。ナビの地図を見ていたら、小湊鉄道の駅の横を通る経路でした。時刻表で列車の時間を確認すると、あと5分で列車が来ます。これはラッキー(^_^)v

桜の時期には有名撮影地になる月崎駅です。


2両編成の気動車が入線です。綺麗に整備された気動車ですね。カラーリングは京成を彷彿させます。


月崎駅でのひととき。側線は草生して良い雰囲気です。


出発した列車はエキゾーストに包まれて森に吸い込まれていきます。




ちょっとシャッタータイミングは早すぎました。もう少し後ならば列車に光が当たったのですが…orz
ここではご夫婦で列車撮影に来られている方がいらっしゃいました。


駅舎も良い雰囲気の月崎駅でした。沿線には雰囲気の良いポイントが点在しており、これはこれれで改めて撮影に来たいという宿題が出来てしまいました。今ツアー2つ目の宿題です(笑)

ちょっとの寄り道が大きな収穫になってしまいました(笑)
(更につづく)