今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

思い出しついでに、もう一点、来日ウィーン版「エリザベート」

2007年05月07日 23時08分32秒 | Musical Elisabeth
大人ルドルフ&エリザベートの対話のシーン。

度肝を抜かれたのが、
たとえ、自分の子供、皇太子ルドルフのためでも、
フランツに、頭を下げたり(すげー、日本的な言い回し使っちゃった)しないわよ!
というようなことを
エリザベートが告げるときの字幕。

日本のステレオタイプな母親像だったら、
子供のためなら、頭さげちゃうところ。

星組マリコさんのトート様版の時のエリザベート(白城あやかちゃん)は、
あなたは、大人だから、自分の力で、解決できるわよね?
と、息子ルドルフと、夫フランツの間に入るのを、
ルドルフは、もう大人だから、と
ルドルフの責任に転嫁しました。

ウィーン版だと、自分がフランツにお願いするのがイヤだからと
明確なエリザベートの意思です。
ココにびっくり。

私としては、やはり、宝塚アレンジのほうが、母親像としては、しっくりきてしまいます。

ウィーン版エリザベート像は、
このシーンで、苛烈なエリザベート像をあぶりだします。




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