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今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

雪、花火。

2005年12月25日 00時46分46秒 | 花鳥風月
昨日、クリスマスプレゼントを出して、
帰宅した時のこと。

私の無事の帰宅を祝うかのように、
車のドアを閉めたとたん、
花火打ち上げの音が。

慌てて、音のする方向へ移動してみると、
雪のそぼふる中、花火が打ち上げられておりました。

花開いた後、枝垂れ柳のように
下降線を描く、花火。
金色のラインが、雪の中を下降するさま。

多分、千曲川岸で
雪の中打ち上げられたのかと思いますが、
本当は何の花火だったんだろう。

雪の舞い散る中で
冬の夜空に打ち上げられる花火。
夜空に映える、黄金の曲線と粉雪。

Happy Holiday!

輪郭線、溶ける秋

2005年11月26日 23時08分52秒 | 花鳥風月
2週間前の出来事。
平井寺から三才山ルート。

秋、内山ダムのあたり。
秋の黄葉シーズンになると
東山魁夷の絵のように、オレンジ色に包まれる。

なんで、東山魁夷の絵のように見えるのかと
今年ようやく、気がついた。

黄葉のオレンジ。
一枚一枚が輝く新緑の季節とは異なり、
黄葉の季節は、一枚一枚の輪郭線が消え、
木々が溶けあって、見えるからなんです。

アスファルトの黒い路面と
オレンジのセンターライン。
道路の両脇に降り積もっている
杉の葉かな?

ミカン色のような柔らかい色の短い針葉樹。
アスファルトの上にセンターと両脇に
3本のオレンジのライン。

いつもは停まらないセブンイレブンで休憩。

車を降りたら、冷たい秋の山の匂い。
雨上がりの山の匂い。

どうして、走行中、
窓を開けてみなかったんだろう。

雨上がりの山道に、降り積もった落ち葉。
雨に濡れた山道と土の匂い。
秋の山の匂い。冬支度の途中。

地面迫り来る夏。

2005年07月31日 13時40分58秒 | 花鳥風月
夏、眼前に迫り来る緑。

小学校の夏休みの思い出といえば
プールの帰り道眺めた
足元の田んぼ。

通学路のアスファルトから、
1メートル20センチ下がった所にある
田んぼ。

春先、水が入ったばかりの田んぼは
道路から田んぼへ
落ちたら怖いなと思うくらいの
落差があった。

しかし、田植えが終わり
稲が生長し
いつの間にか
緑の葉っぱで田んぼの土が
覆われて見えなくなる。

夏休みの頃。

穂を垂れる前。
伸び上がった稲は
1メートル20センチある
田んぼと道路の落差を縮める。

小学生のころは
気がつかず、真夏の陽射しの中で見ていたけれど
今年、初めて気がついた。

夏。植物の繁殖力を感じる季節。

冬、何もない田んぼの地面を
夏、稲の緑が押し上げる。

稲が生長した分、
緑の地表が眼前に迫り来る。

地球が少し膨らんで見える季節。
地表と人間が、ちょっとだけ近づく季節。

夏の季語

2005年06月06日 20時11分12秒 | 花鳥風月
 夏の季語だったはずです。今、満開のバラ。

 初夏の庭に薔薇。

 「キャンディーキャンディー」に出てきそうな
 いかにも洋モノっぽい、温室の薔薇ではなく、

 どこか朴訥な
 おばあちゃんの代ぐらいに
 やっとこさ庭先に植えたような
 バラが好きです。

 会社の帰り道。
 青々とした林の下草のように
 ひっそり甘い匂いを漂わせる
 白いバラ。

 童が見た薔薇は、きっと、こんな小さなバラなのでは。
 花びらも重なっていない
 でも、花は、ひとえで、小さくても
 香りは、しっかり、バラ科。

 緑の森に、ひっそり
 白い野薔薇。

ツバメの影

2005年06月05日 16時03分49秒 | 花鳥風月
 今朝、起きて、
 ベットサイドで本をパラパラしていたら
 ふとよぎった
 小さな影。

 畳の上に落ちた平行四辺形の窓枠の影。
 レースのカーテンの模様の影の片隅に
 くっきり小さいツバメの影。

 窓の上にある
 ツバメの巣。
 その巣を見守る位置にある
 電線の上に、ちょこんと1羽。

 細く長い2本の尾羽と
 たたんだ翼。
 
 実物を見ようと
 窓のレースのカーテーンを
 ちょっと、ずらしたら
 逃げられちゃった。

田んぼの中のフレスコ画

2005年06月04日 18時31分30秒 | 花鳥風月
 レンタル屋さんへ「流星花園2」が返ってきてるかチェックに行った。
 また他の人に借りられたらしい。

 見えない敵との戦い。
 一番最初に借りた人は
 毎回2巻ずつ借りているらしく、
 今4巻まで、進んだみたい。

 それは、さておき。
 その帰り道。

 缶コーヒーを飲みながらフラフラお散歩中。

 水溜りに映る、初夏の雲と空。
 
 田んぼに入った水に映る
 近景の家と、遠景の空と雲と山。

 既に田植えを終え、
 苗の上に緑の山や空が映る風景が多くなってきました。

 私が散歩で見つけた田は
 まだ水を入れただけ。
 
 午後の通り雨の後。
 モクモクした雲の間から
 ちらっと覗く太陽。
 
 四角い田んぼの水に映る
 空と白い雲と輝く太陽。

 風が吹くと波に揺られる
 雲と太陽。

 小さなミズスマシが泳ぎ
 太陽や雲に
 輪をかける。

 私が覗き込んだ田んぼの水に映る
 雲と太陽。
 
 それは、ヨーロッパの宮殿や
 教会の天井画に描かれる青空のよう。

 遠く高い天井の青空に描かれた
 フレスコ画の雲のよう。

夏の香り

2005年06月01日 00時08分45秒 | 花鳥風月
 といっても韓国ドラマではありません。

 「夏の香り」のテーマ曲といっても
 セレナーデではなく、韓国語のほうの
 テレビの宣伝に使われてるRyu氏に似た声のかたが
 歌ってるやつは、
 どちらかというと夏の太陽輝く朝のイメージです。

 と、ここでNHK教育のハングル講座を振り返ってTV画面を見ると
 キム・ハヌルさんのインタビューを放映中。

 侮りがたし、NHK教育。
 この間も、ちらっとビョンちゃんのインタビューやってるし。
 ほんの2.3分のすごく短い時間なんだけどね。

 キム・ハヌルさんの「彼女を信じないでください」のインタビューで
 韓国でも「詐欺」は「サギ」と発音されていました。

 キム・ハヌルさんは「記者から、詐欺と女優としての演技は
 人を欺くという点で似ているのではないかと質問されたことがあるけれど
 詐欺は人を欺いて傷つけるけれど、演技はそうではなく、
 いかに上手に(観客を)だますかです」というようなことを仰っていました。

 確かに映画やドラマの演技は
 人を傷つけるためのものではないですよね。

 閑話救済。
 こっちの入力ミスタッチのほうが面白いので
 このまま。

 会社の帰り道。
 だいぶ日が長くなりましたね。
 フラフラ夏草に覆われた土手の帰り道を歩きながら
 見上げる空。

 夕立がきそうな、来そうで来なそうな夕立のにおいを
 鼻の奥に感じながら帰る道。

 少し暮れ始めた
 淡い夕闇のそれでも
 まだ明るい空を見上げながら
 遠くに感じる夕立ちのにおいと
 繁殖力旺盛な夏草の香り。

新緑の山々に落ちる雲の影

2005年05月18日 23時02分00秒 | 花鳥風月
 出勤前。

 新緑のグラデーションの山々。
 緑の上に大きな夏の雲の影。

 小学生の頃、
 じゃがいも堀りに山の畑に行った時のこと。
 じゃがもを掘っていた私の上を
 大きな雲が通過。

 長い間、夏の陽射しが
 遮られた。

 雲って動くもんなんだなあ。
 と知った夏の日。

 夏が来れば思い出す。
 夏の大きな白い雲を見ると
 大江千里さんの「向こうみずな瞳」の歌詞
 「まつげを濡らす 遠くの雲に
  これから始まる日々をおもった」
 という大貫妙子さんの声が聞こえてきます。