ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

IQ考

2023-08-10 07:13:04 | Human
工業高校時代に首席特待生になった。

当時の学科は、情報、電気、電子、化学、機械x2、デザインの少なくとも7学科、1クラス30人程度。
とすると、単純計算で一学年210人。
1/210=0.004
0.4%の存在だった。
標準偏差換算のIQであれば、IQ139相当になる。
とはいえ母集団のレベルの問題はある。

中学生になるまで、大学に行く気などさらさらなく、ろくに勉強も宿題もせずにゲームプログラミングに没頭していた。とにかく手に職を付けるために工業高校機械科に入った。
工業高校は一般のレベルに比べれば偏差値的には劣るだろう。
デザインもやるし、プログラムも電気工作もやる、理科部で超電導素子を作るために電気炉を使って素材を焼いたところ、校舎のブレーカーを落とすとか、そんなことはやっていた。
実学を究めるにはうってつけの場所だった。
生徒会もやったし、理科部の部長もやった。
家庭環境は最悪だったけれど、自分から福祉家庭に住むことにした。
特待生であれば、学費も安い。

ありがたくもあり、当然ながら、短期大学部の推薦入試を受けて受かる。

工業高校の首席など井の中の蛙だろうと。
圧倒的な差をつけて首席になっていたため、足を引っ張る人もいなかった。
あまり競争は好きでないため、そのほうが楽ではあった。

大学に入れば席次は落ちるだろうと思ったら、首席になる。
1/130=0.0076
0.8%として、IQ換算でIQ136相当。

夜間救急病院の深夜受付のアルバイトなどをしながらレポートや課題勉強もしまくる。
漫画研究会で漫画作品も創る。

東京大学へ推薦編入しないかとの打診を受けたけれど、生活に引っ越す余裕も、精神的余裕も、経済的余裕もないため、断った。

僅差で競争しないというメリットは知っていたわけで、近いレベルの人が多くいればその中で生きる戦略も必要になる。
そこで戦わないという、ランチェスター戦略的な一点集中突破を取っていたわけだ。

今になって思えば、僅差で生き抜く戦略を知っておいても良かったとは思うけれど。
当時も思っていたけれど、今も、人や組織のマネジメントは面倒だと思う。
科学技術そのものは、現場現物現実を原理原則で理解して整理していく。
学んで知って、修練すれば、処理できるようになる。
人は嘘をつく。人を騙す。他人を騙すだけでなく自分も騙す。
大抵嘘をつこうとして嘘をついているわけではなく、知らないため、考えないため、嘘をついてしまう。
それをコントロールするのは非常に面倒でね。
知れば知るほど、どんどんバカになっていく。

そこにエネルギーを分配しなかったからこそ、理工学に集中できたとも言える。

ただし、やはり人間関係は発生する。
騙す人間、取り入って人を利用する人間、足を引っ張る人間など多様な人間関係戦略が絡んでくるようになる。
人間関係が複雑化してくる。
人を信用しないことを学んでいく。

学校では先生が絶対権力になるわけですよ。
そこの信頼を得られれば組織内で有利に立てる。
ただ、大学ともなると先生が学生を妬む。
突出した学生は、先生の立場を侵食して危うくする。
逆に先生が学生を利用しようとすることも起こる。
そういうことが起こりそうにない先生のゼミに入ることが重要になってくる。

短期大学部から学部に編入する。
流石に首席とはならず、学部卒業時には席次6位。
6/130=0.046
4%とすると、先日受けたIQテストのIQ127に相当して、妥当な数値に落ち着いてくる。

25人に一人の突出。

社会人になって継続して勉強を続ける人は少ないですよ。
ここまで修練すると、大抵の人が間違った方法で物事にあたっていることがわかる。
自力ではなく、他人を利用しようとか、嘘をついて騙す人もたくさん出てくる。
男も女も自分の魅力は活かすし、取り入ることもすれば、突き放すこともする。

それにいちいち傷ついていたら、エネルギーがいくらあっても足りない。
そういった面倒な人をパートナーにするリスクもわかってくる。
そういった甘えを放出させたあとのパートナーを選ぶということも考えられるけれど、他人は変えられないことも理解する。


日本の中という、井の中の蛙状態をなんとかしたい。
予算は少ないとは思うけれど、世界に出るためになんとか足掻いてみようと思っている。
コメント
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