今でもそうだけど、小さい頃貧乏だったので遊び道具は自分で作っていたんです。
プラモ買えないのでタミヤのプラバンを切ってくっつけたり。
ゲーム買えないので自分で作ったり。
CD買えないので音楽をパソコンに打ち込んだり。
マンガ買えないのでマンガ描いたり。
ラジオ買えないので自分で電子回路組んだり。
壊れているものを直して使ったり。
PC-AT互換機が出れば、とりあえず組むし。
あるOSは全部使ってネットワークを組むし。
必要に迫られてものを作っていて、それを極めようと工業高校に入る。
目的がはっきりしているので本気で勉強する。
全教科で100点をとってしまう。
サービステストの150点満点も満点。
平均点100点を超える。
そうすると先生も教えることがなくなってしまう。
どちらかというと、学生である私が教えるようになる。
学生でありながら教師と対等かそれ以上という、よくわからない立場が出来上がる。
真面目に受験勉強をした覚えもないし、未だにどの大学がすごいのかよくわかってない。
東大は推薦されたけど、知り合いもいてさすがに東大で特待生取るのは至難の業だとはわかった。
推薦と特待生で大学院まで行くというね。
もとよりいわゆる一般的な人生のレールというものを歩んでいないので、一般的な生き方もできないのだろうとは思う。
意味わからないルールには従わないし。
そういう生き方もあるということです。