しあわせのサンドウィッチ

付けているタイトルは、歌の曲名だったりするときもあります。

「忙しいときは、そもそも幸せとか不幸せとか考えていない。それはある意味幸せでもあるし、不幸せかもしれない」

誰の言葉でもなく、私自身の言葉。

「忙しい」の漢字は、「心を亡くす」と書く。

言い得て妙で、とにかく目の前の仕事を片付けるのに精一杯なときは、幸せだとか不幸せだとかは考えない。

別にぼっちだろうが寂しいとも思わないし、金がなくても貧乏だとか思わないで済む。

大体、それどころじゃないから。

逆に暇すぎると余計なことを考えてしまう。

「自分は浮いているんじゃなかろうか？」
「空気読めてないんじゃないか？」
「陰口言われているんじゃないか？」
などなど。

自分の仕事に没頭している人は、そんなこと考えません。
他人の評価なんか気にする前に、片付けるべき課題が山積しているので、最後尾の課題順位となるから。

じゃあそれが幸せかというと、そうでもなかったりする。

その没頭している物事（仕事以外でも、勉強や部活でもいい）がふと無くなったとき、とりあえず脇に置いておいたそれらの課題が、雪崩のように思考の中心に落ちてきたりする。

忙しいのが一概に良いわけでもない。

忙しいときは、幸不幸の感覚が麻痺しているとも言えるかもしれない。

これの応用編として、「不幸せだから忙しくしている」という人もいる。

自分の不遇を紛らわせるために、忙しくする。

「えー？そんなバカなことする人がいる？」
結構いますよ？

もっとスマートなやり方があるにも関わらず、めちゃくちゃめんどくさい方法を選ぶ。
そして残業時間を稼ぎ、いつまでも会社に居残り続ける。

私が管理職なら、即日転属だね。
「とりあえず、生産現場に行ってこい」
と。

特に忙しいライン生産が適当だろう。

「そんなバカなことする？」
いますよ。本当にたくさん。

なんでわざわざ海外まで出張する？
わざわざ飛行機乗って出張する必要性は？

そんな必要性のない仕事は、いっぱいあります。
事前検討をしっかりやっていれば、わざわざ遠出する必要なんかないのに。

忙しそうなふりをして、自分で忙しくしている人は、多いんだ。

そうではなく、ちゃんと現地でしかやれない仕事をしている人はいますけれど。

そうすると「SNSリア充」という人たちの心理もわかってくる。

いろんなところに行って、いろんなものを買いました〜。アピール。

忙しくて充実している様を感じ取れるけれど、違う目で見れば、ただただ無駄。

これもちゃんと、必要な用事を必要な場所で行う必要がある人もいるので、その人との差異もきちんと把握しておきたい。

私は10月の大分空港二往復なんかやりたくなかったけど、やらざるを得なかったやんごとなき事情があるんですよ。
嘆息しか出ない。はぁ。

それでもフェリーの中や飛行機の中では、スマホを使うこともままならないので、起きた出来事のフィードバックをかなりすることができましたが。

何もできない時間というのは、結構重要です。

そんなわけで、充実と不幸というのは、意外と隣り合わせです。


で、今回のタイトルは大貫妙子さんのCM曲から。

しあわせのサンドウィッチ

鬱曜日の朝

調子がいいと忘れてしまうので、メモ。

うつになると、風邪をひいたときのように体が重くなる。

・かろうじて食事はできる
・トイレに行くのも一苦労
・風呂など入れない

そんな状態なのだから、会社に行くなんて無理な話だ。

うつす病気ではないとはいえ、体が休みたがっているのだから、ガッツリ休んだほうがいい。

そして、自分に問題があるのではなく、会社に問題があることも認識する必要があるかもしれない。