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有馬記念展望(1)序章

2006-12-19 23:59:48 | 競馬(その他)
いよいよ、
ディープインパクトの引退レースである、第51回目の有馬記念です。

ご存知のように、昨年のこのレースでは、ハーツクライのよもやの先行策の前に、追い込み及ばず2着に敗れたディープインパクトですが、
はたして今年はどうでしょうか?

ディープインパクトの強さは、誰もが認めるところでありますが、
馬の能力よりも、あるいは時として、そのレース展開が、大きく着順に影響してしまう有馬記念・・・。

マイラーと思われていたダイユウサクが、レコード勝ち(2分30秒6)したレース(第36回)では、あのマイル王、ダイタクヘリオスも、やはりレコードを記録するタイムで5着に粘っています。

つまり、
距離適性は、勝つための決定的条件では、ないのです。
それが、中山競馬場の特質かもしれません。

スペシャルウイークと、グラスワンダーが接戦を繰り広げた第44回の勝ち時計は、良馬場で2分37秒2です。

まあ、同じ良馬場でも、その年によって馬場状況は違いますから、一概に比較は出来ないのですが、この2つのレースの差は「6秒6」もあります。

およそ100mも差がありますが、
実際問題、ダイユウサク、ダイタクヘリオスと、スペシャルウイーク、グラスワンダーの差が、それほどあるわけは、ありませんよね。

ペースや展開が、
その馬と上手くハマった場合に勝てちゃうのが、有馬記念なんです。

もちろん、大方の有力馬は、その条件の幅がとても広いのですが・・・。

ということで・・・、
明日から、何頭かの有力馬をピックアップして、
その馬の勝てる条件を検証してみたいと思います。
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