KBS,「追跡60分」（４大河川）放送中止

写真ーＫＢＳ新労組のメンバーたち

★日本でもＫＢＳの視聴者はいる。毎回戦争を扇動するようなニュースに辟易としていたのに、最近国会強行採決と「追跡６０分」放送中止騒動が連動？していたのでは、との内部からの告発が…。ＫＢＳにも言論魂はまだ息づいている。namsang


KBS,「追跡60分」（４大河川）放送中止

"社長出て行ってくれ"と、末っ子PDがカキコ、間もなく削除"

2010年12月09日(木)22:55:25チョ・ヒョンホ記者( chh＠mediatoday.co.kr)

4大河川の争点に光を当てようとしていたKBS <追跡60分>が、ハンナラ党の予算案と4大河川核心法案などが強行単独採決されたことと関連して、KBS末っ子PDが公営放送社長として越えてはいけない限度を越したとしてキム・インギュ社長に退陣しろと書いたカキコ（文）を、KBSが一方的に削除して波紋が広がっている。

<追跡60分>チームに所属しているキム・ボムスKBS PD（34期)は9日午前
'キム・インギュ先輩、こんにちは。'という文を載せ、前日夜予定された「追跡60分」4大河川放送が中止され、代わりにBBC自然ドキュメンタリーが放送されたことに関連して
"入社以来KBSで非常識なことを多く体験したが、今回の放送中止は最も暴力的なことだった"と糾弾した。

彼は追跡60分'4大河川'が、はじめは放送不可でなく延期だったが、8日与党の予算案強行採決を備えて野党議員らが国会中央ホールを占領、9日には強行採決されたという点を上げて
"この一連の動きを先輩(キム・インギュ社長)は事前に知って、追跡60分'4大河川'を放送中止させたのでは"と指摘した。

…
キム・インギュ社長に対して末っ子PDは
"先輩は公営放送社長であり、誰の特補でもなく、ある党の党員でもない"として
"世論の批判に対する心配は与党が考えること、公営放送の社長が悩むことではない。 それでも先輩は放送中止決定を下した。あまりにも政治的な決定ではないか"と批判した。

彼は"おかげで製作スタッフは視聴者に予告することすらできず、追跡60分製作スタッフはわけも分からないまま与党の強行採決の共犯になった"と嘆いた。

彼はまた、…キム社長は7日からの国会状況を事前に知っていたようだとし
"与党と日程を議論しなかったとすれば、突然の放送中止は不可能なこと。 本当に潔白か"と疑問を提起した。

末っ子PD氏は
「政治権力と資本権力からKBSを守りにきた」というキム社長の就任辞一節を上げ
"キム・インギュ先輩、もうKBSから出て行って下さい。 お願いします。
先輩は公営放送社長として、してはならないことをしました。 越えてはならない境界線を越えました。"と要求した。

このような文は多くのKBS構成員らの共感を得ていたが、KBSは迅速に社内掲示物関連委員会を開いて、この日午後文を電撃削除することに決めた。