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チョン・セヒョン-"李大統領、ドイツ統一事例勉強すべき"

2010年12月09日 | 南北関係関連消息
★丁世鉉先生が吠えた。仏教系の円光大総長就任、直後のTV朝日報道ステーションから三千里鐡道を通じた取材依頼をやんわりと辞退された丁世鉉先生が、現政権中枢に向けた直言を発した。同じ頃、林東源先生はドイツにいた。そして…。namsang

チョン・セヒョン
"李大統領、ドイツ統一事例勉強すべき"

キム・デジュンノーベル平和賞受賞10周年記念式で

12月09日(木)19:36:07チョ・ジョンフン記者whoony@tongilnews.com


"前政府の政策だからと'太陽政策'を全面否定して強風政策を推進しながら、事実上北朝鮮崩壊を前提に莫大な統一費用を推算し、統一税を論議するイ・ミョンバク政府こそ、ドイツの事例から多くを学ばなければならない"

故キム・デジュン大統領のノーベル平和賞受賞10周年を記念して、'ドイツ統一20年と韓半島平和統一'特別講演会が、'キム・デジュン平和センター'(理事長イ・ヒホ)主管で、9日午後6時ソウル、汝矣島63ビルディングで開かれた。

特別講演でチョン・セヒョン前長官は
"ドイツ統一以前には両独関係と南北関係をしばしば同一線上で比較したが、統一以後はドイツ事例から私たちが習うことになった。 同級生が先生になった格好"
と、ドイツ統一事例が与える教訓に言及した。

チョン前長官が教訓で強調したことは、
社民党出身のウイリー・ブラント西ドイツ首相の'東方政策'が、キリスト民主党に政権交替後も継続し、…統一に達した。
しかしキム・デジュン政府の'太陽政策'は、イ・ミョンバク政府スタートと同時に中断され南北関係梗塞を呼び起こした。

チョン・セヒョン前長官は

"イ・ミョンバク政府が10年の間推進してきた太陽政策をまるごと否定、逆戻りすると、執権3年目に天安艦事件、延坪島事件が続けて起きるほど南北関係が悪化した"

"国民も'対北朝鮮政策基調と方向が維持されたとしたら、このような事件が起きただろうか?'と考えるだろう"と話した。

チョン前長官は

"私たちはドイツの8分の1に過ぎない年平均4億ドル水準の対北朝鮮支援を「ポジュギ」('むやみに与えること')と非難する偏狭な姿を見せた。 人道的支援までイ・ミョンバク政府は完全中断した"

"イ・ミョンバク政府が好んで使う'国の品格'に似合わない"
と批判した。


イ・ヒホ女史は挨拶で

"今南北関係は一寸先を見渡すことができない危機的な状況に置かれている。 国民が不安に思っている"
"私たちが最も警戒していたことが現実に近づいている. どうしてこのような状況になったのか"と嘆いた。

さらに
"南北当局に訴える。 特に北朝鮮は今回の延坪島爆撃で罪のない民間人まで犠牲にしたことに謝罪しなければならない。そして 南北当局は直ちに対話を始めなければならない"
"周辺国らと国際社会も韓半島の緊張を緩和させ、対話で問題を解く努力を傾けなければならない。 夫の遺志は、韓半島の平和を守り南北が平和に統一すること"と強調した。


故キム・デジュン大統領のノーベル平和賞受賞記念行事は、ドイツベルリンでも開かれた。

'キム・デジュン平和センター'代表としてドイツを訪問したイム・ドンウォン前統一部長官は10日(韓国時間)ベルリン自由大学で特別講演をする。

事前に配布された講演文でイム前長官は

"最近韓半島では残念ながら軍事的緊張が高まっている。 北朝鮮軍が韓国領土の延坪島に砲撃を加えた事件が発生した。 これに対する報復措置として、米国空母船団をはじめとする韓米連合軍が大々的な武力示威をするなど危機が高まった"

"この事件は韓半島はいつ爆発するかもしれない危険な火薬庫であり、したがって早く平和体制を確立されなければならない"と指摘した。

また"3年前韓国で保守政権が執権しながら、過去10年間進歩政府が推進してきた対北朝鮮包容政策は全面否定され、北朝鮮に屈服を強要している。 敵対的傍観政策を推進している"と言及した。

イム前長官はさらに

"過去10年間、進歩政府は安保態勢を維持しながら平和を守り、韓半島冷戦構造解体を通じて平和を作るプロセスを推進した。 最近3年間、南北関係はふさがったが決して歴史の流れを戻すことはできない"

"キム・デジュン大統領が切り開いた平和と和解、協力の道を再開しなければならないという声は、さらに高まるだろう"と強調した。


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