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現状での特使派遣は、北が応じないー朴民主党議員インタビュー

2009年06月10日 | 南北関係関連消息



"現状での特使派遣は、北朝鮮が応じない”
<6.15 9周年インタビュー> 南北首脳会談主役パク・チウォン民主党議員

2009年06月09日(火)14:51:42 金、パク記者tongil@tongilnews.com



特使は必要だ。 しかし現状では特使派遣などどんな提案をしても北朝鮮が応じないだろう。”

8日午後3時国会議員会館‘615号室’で会ったパク・チウォン(67)民主党議員は、対北朝鮮特使問題に対して“近道はイ・ミョンバク大統領が6.15共同宣言と10.4宣言を認めて守るという宣言をしながら対話を模索すること”としながらこのように話した。

2000年当時密使の役割を担当, 歴史的な南北首脳会談を成功させた主役でもあるパク・チウォン議員は、ふさがった南北関係を打開するためには“より積極的な宣言と実践事項”が必要だとし,具体的実践事項では △金剛山観光再開△開城工業団地寄宿舎建設などを提示した。

パク議員は“イ・ミョンバク大統領の具体的宣言と実質的な提案、そして北米間対話がなされる時,積極的に特使派遣を提案すれば可能と見る”として“特使はやはりイ・ミョンバク大統領の側近,イ・ミョンバク大統領の音声を伝達する人,そして残り3年半この政府と運命をともにする人が行くのが良い”と提示した。

北米関係が最近北朝鮮の2次核実験などで凍りついた背景に対してパク議員は、“すでに北朝鮮は二回の核放棄を宣言したし,履行をした”として“先に,米国オバマ大統領が変わらなければならない”と注文して目を引いた。

1994年ジュネーブ合意の時と同じように2006年9.19共同声明により‘行動対行動’原則により“着々進行したが米国ネオコンらが邪魔し,事実上米国と日本、我が国が行動をしないので北朝鮮でも行動対行動原則に基づいて,核廃棄をストップした”という解釈だ。

パク議員は“オバマ大統領が'9.19合意を履行する'こうすればみな解決されるのではないか? それでキム・ジョンイル委員長と対話をして,そういう解決の方向に行かなければならない”と提言しながら、“結局解決の道に行くだろう”と展望した。

北中関係に対して彼は去る5月、キム・デジュン前大統領と共に中国シジンピン副主席と面談した。結果“中国の指導者らが北朝鮮の核保有は反対する”としつつも、“中国は米国と共に強い経済制裁に参加はしないだろう。 しかし中国としても制裁はすると見る”と観測した。

また“中国指導者らが中国としては‘北朝鮮や韓国は, 同じように重要な兄弟国だ。 だから中国と国境をあわせている境界隣接地国家として北朝鮮に経済支援をせざるをえない’と伝えた。

パク議員は“結局中国の役割と米国オバマ大統領の'9.19合意宣言を履行する'という宣言が出て,北朝鮮も対話局面に行く”と希望的な展望を示した。

すでに北朝鮮が再び参加しないと宣言した6者会談に対しても“北朝鮮としてはそのようなこともあるが,現実として6者は韓半島当事者らだ”、“今のように6者会談枠組み内での北米間直接対話が望ましい”という立場を守っった。



パク議員は<ニューズウイーク> 6月8日付記事を提示して、北朝鮮がスーパーノートを製作.流通したという証拠を米国政府が提示できずにいる、と指摘した。“過去のBDA時は米国がしたが、今回はユ・ミョンファン長官がした。 今朝のインタビュー見たが証拠らしいものは一つもなかった”とつねった。“確実なことを持って話をしてこそ(北を)刺激しないですむ”と話した。

直接会ってみたキム・ジョンイル国防委員長に対してパク議員は、“当初私は性格も変な人”と予想していた。“ところが会ってみるととても多情多感で知識も豊富、センスもあり対話をすることができる方だ”と話した。

特に2000年6月首脳会談直後、言論社社長団北朝鮮訪問時にキム委員長の面前で‘独裁者’という単語を使ったエピソードを披露した。“自分ともだいぶ永く話をしたが、国際情勢にとても詳しく,色々な意見交換や手続きなど西側世界の指導者に引けをとらないぐらい知っていて、とても洗練された,スマートな指導者”と評した。

パク議員は北側の最近軍事的動きに対しても“キム・ジョンイル委員長も少し待たなければならない”として“ドタバタと始め悪化させた, 瀬戸際戦術ではたして世界に感動を与えられるか”と反問し、“北朝鮮は穏健勢力に力を与えるべき、強硬論者に力を与える”と物足りなさを表わしもした。

パク議員はいわゆる‘弔問政局’に対して“(北は)ノ・ムヒョン大統領に対する追慕はあるが, 現政権とイ・ミョンバク大統領に対する不満も表出されている”としながら“在野市民社会と連帯して、民主主義,庶民経済,南北関係改善のために闘争しなければならない”と話した。

パク議員は準備されたメモを見ず、普段の所信を述べた。約束されたインタビュー時間を越え,インタビューを終えて帰る記者の手に、『イ・ミョンバク政府対北朝鮮政策180度転換してこそ成功する!』という本を渡してくれた。








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2 コメント

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痩せたなあ… (maneappa)
2009-06-10 14:01:06
私のイメージはもう少しふっくらした感じだった。
北のことを最も理解していたのは、この朴智元さんと林東源さんだと思う。

この二人のことを、「北に行って金正日に頭なでられて…」なんて罵倒する人物に最近であったけれど、

そういう人に限って言う言葉は、「統一なんか出来っこないし、しなくたっていい。」というものだ。

なんとまあ、自尊心のない人間であろう。

来年は朝鮮がこの地図上から消えた年から100年に当たる。

朝鮮は建国以来、一度も主権を明け渡したことがない、堂々とした国家であった。

たった一度だけ、大日本帝国によって侵略され奪われた。

私たちに自尊心というものがあれば、もう一度本当に現状回復しなければならない。統一することでしか、私たちの自尊心は回復できない。

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Unknown (namsang)
2009-06-10 17:50:49
カムサハムニダ。
一つ躓くともう前に進めない。
これからもご指導よろしく!
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