NPO法人 三千里鐵道 

NPO法人 三千里鐵道のブログです。記事下のコメントをクリックしていただくとコメント記入欄が出ます。

アン・チョルス教授とやりとりしたEメール内容は…

2011年09月09日 | 管理人のつぶやき
★アンとパクの候補一本化直後のパクは髭面だった。登山帰り、この伸び具合から2週間は伸ばしっぱなしであったろう。場所は白頭大幹山系、太白山主峰とする太白山脈のどこか…、その峰々を縦走しながら、アンとやり取りしたメールの内容が明らかになった。N


“アン・チョルス教授とやりとりしたEメール内容は…”


-山でアン・チョルス教授とやりとりしたEメールの内容は? 譲歩しろとの内容という話もあるが。

“私も(市長選出馬という)難しい決心をしたが、その翌日アン教授出馬検討のニュースがあった。
アン教授も相当準備をしての発表であったろうし、スタッフの人々もいる筈。しかし少なくとも相談はしなければならないと考えた。
アン教授とはEメールを永らくやりとりした間であり、ほとんど私の方がお願いする立場だった。(笑い)
山に登っても数日の一回は村に降りて、スマートフォンでメールをした。メールに私は‘本当に分からなかった。 そのような考えであれば事前にいくらでも調整できたのに、と。
私たちが互いに競争する姿が、市民にどのように映るのか心配になって、この部分に対して話し合ってみるのが良くないだろうか。 そしてどのような場合でも、互いに信頼と尊敬の関係は崩れないようにしよう’という内容だった。

アン教授は淡泊で簡潔な人だ。
私が4,5行を(Eメールで)送ったところ‘同意する。 どこで逢いましょうか’と答がきた。 それで場所を決めるため何度か、あたやりとりした。 これが全部だ。”

-アン教授に会う時、どんな思いで行かれたか?

“(アン教授が譲歩する)可能性は半々と考えた。
会って色々な話をした。するとアン教授が‘本当に決心しましたか’尋ねるので、私の考えを説明した。 そして二三の会話が行き来し、その後‘私が退きます’と話した。
本当にびっくりした。
アン教授が譲歩を通じて、何かを得たか? 何も得ることなしに譲歩した。・・・ 私は個人的に、アン教授に大きな借りができた。一生続くであろう信頼もできた。”


この写真、誰の靴?

2011年09月09日 | 管理人のつぶやき
サイトに載ったある写真家のこの一枚が、静かな感動を呼んである。在りし日のパク・ウォンスン氏の靴だそうだ。ダボダボな靴下、欠けた踵部分…。

2007年8月、ぼくは済州島での在外同胞教育振興財団主催のセミナーに参加した。そこで講師として招かれたパク・ウォンスン氏を見た。
靴は見なかったが、いかにもヨレヨレな背広を無造作に着こなしていた。特別講演のタイトルは『韓民族の未来を作るー離散の傷み乗り越え、世界の中心に立とう』。夢を語る講師の淡々とした、しかしとてつもない構想を語る姿に、聖者をみているような想いに駆られた。
三千里鉄道にかかわった直後、ニュースレターを世界から参加した在外同胞教育者に配布したことも、よい思い出だ。
この写真をみながら、セミナーレジュメ『世界市民の意識と在外同胞教育の方向』の教本をを棚から引き出してしばし眺めた。N