NPO法人 三千里鐵道 

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MB, ついに私財を社会還元?

2009年07月08日 | 南域内情勢
微妙な問題なので、関連するカキコの中で一番冷静?なものを載せました。奨学金を渡しながらMBは、はたして何を語り何を未来に託そうとするのだろう。namsang



心まで出さない財産還元,真正性疑われる

推薦1254 |非推薦61  照会数9315
http://hantoma.hani.co.kr/board/ht_politics:001001/267716



大統領選挙を控えて自身の財産を社会還元すると約束したイ・ミョンバク氏( 68 )が、いよいよ自身の財産を還元した。 彼が還元した財産は331億ウォンだ。

与党と野党そして国民がイ・ミョンバク氏の財産還元を眺める視角は各々だ。
与党は大統領が自身の財産を還元したのは、世界的に類例がないとしながら自画自賛するかと思えば, 野党は何よりも透明な運営が核心であるとしながら運営の透明性を強調している。 国民の反応やはり、自身の財産を還元したと認定するべきだとする反面に,これからを見ると色眼鏡をかけて眺める視点に分けられている。

もちろん,自身の全財産を還元するということ,社会に寄付するというのは大変なことだ。 昔話にも、ある奴がもっと恐ろしいという言葉がある。自身の手に入ったものが大きければ大きいほど、それを守り大きく育てたい欲求は想像以上だ。 だから今回のイ・ミョンバク氏の自身の財産還元,社会寄付は先ずはその表面的な象徴的行為としては認定するべきだと見る。

だが,それにもかかわらず,筆者がイ・ミョンバク氏の財産還元を相変らず気に入らなく眺めなければならない理由は,彼が自身の財産を還元して,本来自身の心まで出さなかったということのためだ。

<<家一戸だけを残して全財産を還元します>>.

少なくとも筆者が記憶するイ・ミョンバク氏の自身の全財産還元に対する実際的な内容はこうであった。 大統領選挙当時イ・ミョンバク氏がした財産還元の意味は、言葉どおり<<家一戸だけ残して皆出す>>だった、少なくとも今のこういう方式ではなかった。

財団設立を問題になる必要はない。 だがこれが果たして、彼が大統領選挙戦で話した全財産還元か? 果たしてこれが家一戸だけを残して自身の全財産を還元したものか?

財団の理事構成を見れば、そう指摘しないでいられない。 財団の理事を見れば果たしてこれが<<家一戸だけ残して全財産還元>>なのか疑わしい。

イ・ミョンバク氏の長女の婿が理事、初期内閣要人の時財産形成過程で不法な方法で財産を増やしたと落選したパク・ミソク前首席,母校支援金論議で問題視されて,結局辞退したキム・ドヨン前教育部長官などが理事に名を連ねており,財団を動かす要人皆がイ・ミョンバク氏の最側近と呼ばれることができる知人らだ。

果たしてこういう財団に透明性を期待することができるだろうか。 自身の財産を不法な方法で増やした要人から,自身の母校に支援金を恥知らずにも着服要人から,そしてイ・ミョンバク氏の顔色を見なければならないイ・ミョンバク氏の知人から,私たちはどんな透明性といかなる道徳的な財団の運営を期待できるのだろうか。

しかも自身の婿が理事である財団ならば,果たしてこのような財団での財産還元を<<家一戸だけ残して全財産還元>>したと認定をするべきことなのか。 イ・ミョンバク氏が聞くにはとてもくやしく聞こえるかも知らないがこれは<<話にならない説>>だ。

イ・ミョンバク氏はパク・チョンヒ大統領当時設立された育英財団が,結局今兄弟間の利権争いで法廷戦いまで飛び火するのを分からなくはないだろう。
それにもかかわらず,あえて財団という方法を選択したのか,その上何よりも透明性と公益性が優先視されなければならない財団を動かす実力者らに自身の婿はもちろんで道徳的にも深刻に問題視される人々で布陣をしたのか本当に分からないことだ。

いくら自身の全財産を還元したといっても、ほとんどが不動産利益だという点と,この財団を動かす実質的な実力者らが事実上イ・ミョンバク氏の顔色を見る人々,透明性と道徳性を期待できない人々で構成されたのを見ると, 結局イ・ミョンバク氏は自身の財産は<<形式的に還元>>したかも知れないが, 自身が大統領選挙期間国民に約束した時の<<心>>まで出すことはできないようだ。

実質的な還元でない形式的な還元........... やはり彼から真正性を期待するのは無理だったのか。








行動しない良心は悪の側…

2009年07月08日 | 南域内情勢
MB政治を独裁と言ったと、韓国の保守が金大中を集中攻撃している。一時DJ自宅前では連日右翼による糾弾が…。この民主主義の時代に何が独裁かと。
その時話されたDJの言葉の中で、脳裏に焼きついた言葉は、タイトルの言葉だ。ネットに「ある男の一生」と題するカキコにDJが紹介されていた。その中に、以下の文章があった。死を前にして残したことばに同じ一節がある。
ノムヒョンが生涯をかけ尊敬した人物は3名、リンカーン、金九、そして金大中だ。当時の写真とともに、この文章を味わってみよう。


全斗煥独裁軍事政権に死刑宣告を受け、最後の人生を整理するキム・デジュン。最後の人生を整理する人間の心はどのようだろうか


「解放後今まで独裁的軍事統治が大手を振る時,多くの人々が批判から目をそらした。

'私は野党でもなくて,与党でもない。 私は政治と関係ない'と誇らしく話す人を見てきた。
そしてそれが中立的で公正な態度のようにわざと取り澄ましていた。

しかしこういう人々は悪を悪だと批判しないで, 善を善と励まさないという者らだ。
自らの処世訓を実践していると自己合理化をするかも知れない。

もちろん公平なように見えるかも知れない
だがこういうのは公平なのではない。

こういうのは批判をすることで蒙る損失を避けるために自身の良心をだます日和見主義的な態度だ。
これが結局悪を助長して今まで善を挫折させてきた。

今まで軍事独裁体制下で民主主義と正義のために戦った人々が,このように批判を回避する日和見主義的な人々のためにどれほど多くの挫折感を感じてきたのか分からない。

彼らはまた自身の意図と関係なく悪を最も大きく助けた人だ。
行動しない良心は悪の側という話がまさにここに該当するだろう」