時宗・一遍上人(応現寺) 2012-06-10 07:18:16 | Weblog 一遍上人像 時宗は鎌倉時代末期におこった浄土宗の一宗派で、開祖は一遍上人といわれます。もっとも 一遍には、新たに宗派を立宗しようという意図はなく、その教団は「時衆」と呼ばれたといい ます。時宗と書かれるようになったのは、寛永10年(1633)の「時宗藤沢行末寺帳」が 最初とされています。 信仰する仏は阿弥陀如来で、とくに「南無阿弥陀仏」の名号を本尊としています。この名号 をつねに口に称えて仏と一体となり、極楽浄土へという教えということです。