散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

樋口一葉の碑(文京区西片町)

2010-07-08 07:11:46 | Weblog
       

 一葉の本名は奈津。なつ、夏子とも称したそうです。明治5年に現在の千代田区内幸町に生まれ、

明治29年この地で24歳の短い生涯を閉じました。

 明治27年5月、終焉の地となる鰻屋の離れに居を移します。この時期「たけくらべ」「十三夜」

「にごりえ」「ゆく雲」などの名作を一気に書きあげ、奇跡の2年間といわれます。  

 この碑には、この地に移る直前の日記が刻まれています。「花ははやく咲て 散がたはやかりけり

・・中略・・いよいよ転居のこと定まる 家は本郷の丸山福山町にて・・中略・・五月一日 小雨成

しかど転宅 手伝は伊三郎を呼ぶ」とある。旧かなづかいですが、文意は十分に読み取れますね。

(文京区資料参照)