散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

首尾の松 (台東区蔵前1丁目)

2010-01-19 07:23:07 | Weblog
      

                

 蔵前橋の西詰めに「首尾の松」があります。由来は諸説ありますがそのうち二つを紹介し

ましょう。(1) 寛永年間に隅田川が氾濫したとき、将軍家光の面前で謹慎中の安部豊後守

忠秋が、人馬もろとも川中に飛び入り見事対岸に渡りつきました。家光はこれを賞して勘気

を解いたので、かたわらにあった松を「首尾の松」としました。  

 (2) 吉原に遊びに行く通人たちは隅田川をさかのぼり、山谷堀から入り込んだものです

が、上り下りの舟が途中この松陰によって「首尾」を語ったところから首尾の松となったそ

うです。どうも二番目の説が面白そうですね。その松も枯れたり、震災・戦災で被災したり

で、現在の松は七代目ということです。