於三稲荷社(江東区牡丹町) 2007-11-26 07:49:38 | Weblog 永代通りから大横川に架かる石島橋を南に渡ると「於三稲荷」があります。故事 来歴を調べますと、落語「阿三の森」に述べられています。 旗本の殿様が漁師の娘に手をつけて娘が生まれ、美しい娘に成人して恋人が出来 るが、これが旗本の息子で添い遂げることが出来ない。娘はこがれて死んでしまい ますが、蛇に化身して現れるので住職が捕らえてスズメの森に生めて、そこに祠を 建てたといいます。 普通のお宅の庭に「古木弁才天」と並んで建っています。昔からスズメの森、阿 三の森、お産の森などと呼ばれていたようです。