散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

火の見櫓 (江東区門前仲町)

2007-11-05 07:47:55 | Weblog
 

  黒船橋です

 江戸時代市中には火災の早期発見のため、多くの火の見櫓が立っていました。高

さ三丈(約9m)ほどの櫓の上部には半鐘が取り付けられ、いち早く火災の発生を

知らせる仕組みになっています。深川の南部も、ここの他に、佐賀町下の橋際、富

吉町などに火の見櫓が立てられていました。 

 なかでも門前仲町の櫓は、今の門前仲町の交差点付近、かつての富岡八幡宮一の

鳥居近くにありました。周辺は永代寺、富岡八幡宮、三十三間堂といった江戸名所

が集まり、現在同様に大いに賑わっていた場所です。 

 この櫓は、大横川に架かる黒船橋北詰にあります。深川一の繁華街を守るという

大きな役割を果たしていました。災害のない街を願う気持ちは、今も昔も変わりが

ありません。(深川江戸資料館)