さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

つい汚してしまう、今のシュークリーム。

2010-10-21 02:07:00 | Weblog


妻がシュークリームを買ってきた。なかなかおいしいというショップで買い求めたらしい。で、ガブッとかぶりついたが、表面がサクサクって、クリームも甘さ控え目でなかなかいい感じ、などと言っていられない。かぶりついた時に、クリームがはみ出して、テーブルの上にこぼれ落ちた。シュークリームをテーブルの上で持っていなければ、衣服を汚してしまうところでした。まあ、そこそこのおいしさでした。でも、待てよ。シュークリームの中のクリームって、いつからしたたり落ちるような軟弱さになったのだろうか。これじゃ~、食べるときに、いつも気を使いながら、汚さないように注意しなきゃいけないじゃないか。

遠い昔の、私が小学生くらいの子どもの頃。父親が買ってきてくれたシュークリームは、パリッパリの中に甘いカスタードクリームがびっちり詰まっていて、かぶりついても、中のクリームはプルルンとしていた記憶がある。そう、不二家のシュークリームだった。これがおいしかった。ついでにいうと、不二家のドーナッツもおいしかった。かぶりつくと、中は黄色っぽくって、いわばちょっと薄目のカステラって感じ。揚げた外側にはキラキラとグラニュー糖がしっかりと降り掛かっている。箱の隅に落ちたグラニュー糖まで指でなぞって舐めちゃった記憶がある。それに比べりゃ、今のドーナッツって、円形のパンを揚げただけって感じかな。生地自体においしさがないんですよ。

ま、そんなわけで、クリームがしたたり落ちることのないシュークリームって、どうしてないんだろうと思った次第。中のクリームがプルルンとした。決してこぼれ落ちることのないシュークリーム。もうないのだろうか。不二家のシュークリームが懐かしい。