さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

鍋。しかし卓上コンロのガスが空っぽだった。

2010-10-04 01:30:56 | Weblog


今日は、今シーズン2度目の鍋。しかも、妻がお得意の手作り餃子を水餃子にしていただきます。で、散歩から帰ると、妻は大変な失敗に気が付いたという。それは、卓上コンロのガスが空っぽで、コンロが使えない、と。水餃子は、鍋に餃子を入れて頃合いに火が通ったところを引き上げていただく。もちろんタレはカボス醤油ポン酢。カボスと醤油だけでなく、昆布とかつお節の旨味も入っております。おいしいよ。

で、鍋の餃子がなくなれば、また餃子を入れて、頃合いになったときに引き上げる。要は、餃子の皮が鍋の中で伸びてズルズルにならないうちに食べるのです。しかし、ご覧の理由で卓上コンロが使えない。で、妻は、白菜やシメジ、ネギ、ちくわを放り込んで、あらかじめガスコンロで炊き込んだ、煮込み餃子鍋になりました。

これでも、鍋として十分です。突っつきながら、妻が言う。私、自分で作る餃子、おいしいと思う。確かにそう。妻が作る餃子はおいしい。関西で有名な中華料理チェーン店で、みんながおいしいという餃子を食べたけれど、少しもおいしいとは思わなかった。だから、妻が作る餃子をみんなが食べたら、どう思うのだろうか。でも、おいしいと言わない人もいるのかもしれない。あそこの餃子はおいしい、という感覚をすり込まれているのでしょうね。

でもね、3年前まで住んでいた、東京でも、餃子がおいしいという評判の店にいろいろ行ったけど、すべてがおいしいとは思わなかった。たぶん、人気店だから、必要な量を工場で大量生産するからですね。妻に、おいしい餃子を食べたことあるの、と聞いた。岡山の田舎で、おじいさんとおばあさんがやっていた中華屋さんの餃子がおいしかったと。そうなんです、餃子は手作り。どこまで気持ちを込めて、おいしい餃子を作ろうと思っているかがおいしさの秘訣なんです。

だから、私的に結論を言えば、大量生産の餃子においしいものはない、ですね。ちょっと前に、中国産の毒入りギョウザ事件がありましたね。その直後、家庭で餃子を作り始める人が多かったといいます。今は家庭で餃子を作っている人なんか少ないでしょ。最初はおいしくないだろうけど、試行錯誤しておいしくなるものです。なによりも、おいしく作ろうという気持ちが大切。妻が作る餃子はおいしい。でも、もちょっと注文を入れてみましょうか。もちょっと、ニラを。もちょっとニンニクを。きっと、おいしい餃子が作れますよ。どこよりもおいしい餃子がね。