さんでんじです。

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土用丑の日、我が家は鱧の蒲焼き。

2010-07-27 00:40:25 | Weblog


今日は、土用丑の日。本日、スーパーへ買物に行った妻が、びっくりしていた。売場はなんと、国産鰻で埋め尽くされて、なんとか産ウナギのオンパレードだったという。もちろん、そんなウナギを買っている人も多かったという。びっくりしたというのは、いつもなら中国産ウナギが半分は占めているはずなのに、それが見事に国内産ばかり。不思議な光景ですね。ま、単純に産地擬装だと思う。だって日本で流通しているウナギの90%以上は中国産か台湾産だからね。当然、妻はウナギを買いません。私だって、そんなあやしいウナギは食べたくないから。ま、その内に、おいしいウナギを食べに行くために、しっかりと国内産のウナギを使った良心的なウナギ専門店を、奈良で探しておかなければ。

そういえば、2年くらい前に、ショッピングモールに行った折に、トンカツ屋さんに入った。そこでもウナギがあったので、妻は注文した。私はウナギを選ばずに、蕎麦にした。で、運ばれてきた妻の鰻重を見て、やっぱりね。特有の香ばしい香りもない。一目見てベタベタした感じ。ま、トンカツ屋さんのウナギだからね。後でどうだったと妻に聞くと、おいしくなかったという。そんなトンカツ屋で鰻重を注文する方が間違っている。どうせウナギも丸々と太らされた中国産でしょうね。どうせ食べるのなら、ウナギにも、裁き方にも、焼き加減にも、タレにもこだわった専門店で食べたいからね。

そんなわけで、妻がスーパーで買ってきたのは、鱧でした。でれ~んとでっかいのが480円で、ウナギの半分以下の価格。おまけに国内産です。それを蒲焼きにするという。ナイスな選択だね。これぞ、粋というものです。ウナギのように脂のノリはないが、さっぱりとして食べやすい。残念ながらタレは市販のもの。いつもは、醤油1、砂糖1、味醂1に、酒を加えて作るそうだが、作ってから一定期間寝かさないとダメなので、手作りタレは断念だそうな。妻の手作りタレもおいしいんですよ。隣にあるのは満願寺唐辛子。関西ならではの京野菜です。これもおいしいんだな。