アメイジング・スパイダーマン

先行にいくかどうか悩んだのは、３Ｄしかなかったから。いや、３Ｄでもいいんだが、撲滅委員会会長としては、できれば避けたい。。。でも見たい！ということで、見たいが上回ってしまいました。

結論！面白かった！！面白ければ、３Ｄは気にならない。それがよーくわかったのでした。３Ｄ眼鏡をうざいとも思わないくらいに物語がよーくできてた。ということは、２Ｄでも、ちゃんと同様な満足が得られたと思う。

まずは子役にどきゅうーーん。まんまアンドリューやん！！なんだかそのままでもいいよ！ておばさんは言いたくなるくらいのはまり具合。最近の映画見てると、子役の使い方、選び方のうまさは半端ない。違和感全然ないし、そこの使い方で映画の価値も変わってくるもんだ。

おまけにピーター＠アンドリューとなった時、おやっさんのキャンベル・スコットとの親子ってのがなんともぴったり。

謎を残し、急にいなくなってしまった両親。ベンおじさんとメイおばさんのところで育ったピーターは、自信無げなちょいと情けな系の高校生に。いわゆるいじめられっ子でやんす。好きな女の子は秀才のグウェンです。それなりに山あり谷ありの高校生活を送っていたところ、いなくなった父の鞄を見つける。その中にあったのは、遺伝子操作の研究の画期的なものだったのであります。

この研究が両親の失踪と関係があるのか・・・。父と一緒に研究していたコナーズ博士のところに行ってみよう。。。博士のいるオズコープ社になんとか入り込んだピーターは、そこでグウェンと会うのであります。これは運命？？

博士の研究は、再生能力の強い爬虫類の遺伝子を利用して、無くしてしまった体の一部を再生しようとしうもの。コナーズ博士の右腕はなかったのです。入り込んでしまったピーターは、なんとそこで秘めた力を持つクモに刺されてしまう。ピーターに授かったのは大いなる力。その力をどうやって使って行くのか・・・？悩めるピーター・パーカーの誕生でありやす。

最初っからかっこいいスーツで身を包み、クモの糸は体の中から発射されるんじゃなくって、科学の力で腕時計みたいなもんからの発射であります。アメコミには不案内なので、もともとのスパイダーマンの話がどうなっているのか、全然知りませんが、スパイダーマン・・というよりは、破格の身体能力を得た男って感じかなあ。

ベンおじさんが強盗にやられてしまって、自分のふがいなさを反省。犯人を捕まえることにエネルギーを費やすのですが、そのために警察から追われることに。スパイダーマンは、果たしていい奴？悪い奴？その辺の苦悩はちょおおおっと足りなかったような気もしますが、やっぱフレッシュな感じはいいです。あとは線の細さ？ここは母性本能をくすぐってくれるのがいい。

詳しいところは見ていただくことにして、スパイダーマンを助けようと、街の人たちが力を貸そうと奮闘する感動部分も盛り込んで、全編魅力いっぱいであります。アンドリュー君は魅力いっぱい。髪のもっさり感がなんとも言えずにいいです。マスクをとってももっさり感は維持！アタシは一体どこを見てる。。。。

話はまだまだ続きますよ～ということで、まずは序章の始まり。途中気を抜かずに、このままの調子で行っていただきたいと強く思ったところです。高校生カップル・・には、若干無理がありましたが、これからの道のりを考えると、こんな感じでしょうね。

サム・ライミ版よりも、おちゃらけ、コメディ部分の要素はぐぐっと少なめ。全体硬派にできてますが、見ごたえ十分。ほぼ満足であります。

エンドクレジットでまずは、マーティー・シーン。そしてサリー・フィールドと。これって言うのは、やっぱランクみたいなのがあるのかな。役柄？with○○○、and○○○の順番が気になる今日この頃。

◎◎◎◎

「アメイジング・スパイダーマン」

監督　マーク・ウェブ
出演　アンドリュー・ガーフィールド　エマ・ストーン/リス・エバンス/デニス・リアリー