月曜日の映画デー

さて、月曜日はいつものように映画デー。
今日は３本見ようっと。でも、どれも短めなので、あまり気合は入っていない。

１本目、「ヤマムラアニメーション図鑑」。アカデミーも取った作品。でも、このアニメはものすごい独特。で、見に来ている人もちょっと独特の雰囲気の方々。キャピキャピした感じが一切ない、うーん、「アニメ好きです」みたいな、めがねかけた、一筋っぽい女の子が多い。こつこつ同人誌（これは死語でしょうか？）作ってます、風の真面目そうな人をいっぱい見た。何となく嬉しい。

次は、伝説のエンターテイメンター、ボビー・ダーリンに惚れこんだケビン・スペイシーの「ビヨンドtheシー」。製作も監督も主演もやっちゃった。歌も震えるほどうまい。踊りもいいぞお。少年役の子も、凄い。で、観客の方々は、私より若干年配風の、おじさん、おばさん。

そして、最後にカフカの「変身」。カフカかああ。カフカだからなあ。カフカだよ。ちょっと気合が必要。カフカの世界を理解しようなどとおこがましい事は言わない。でも、あのカフカの世界はどうしてもひきつけられる。見に来ている人たちも、何となくおとなしそうな、暗気な雰囲気が漂っている。あっち、こっちからZZZZZZ。くーくーと寝息も聞こえる。スイマセン、私もくーくーやってしまいました。途中、気を失いましたが、それも愛嬌。

以上、３本鑑賞したが、何が面白いって、それぞれの映画を、それぞれの人たちが、アンテナ高くして、傍受して見に来てらっしゃる。うーーん、みんな凄いな。で、それ全部見てる私って、一体？？