どんな経緯でハリウッド女優が大公妃となったのかは知らなかったが、なんとなく漠然とは知っていた。この映画で、こういうことだったのね!と、知ったことが多く、いいトリビア映画だったのが一番の収穫。映画のまんまではないらしいが、グレースがモナコに行って、どんな風に見られていたか、扱われていたか。
モナコという国に対するイメージは、裕福な観光立国みたいな感じ。これといった産業はないにしても、優雅で裕福な国・・と思っていたら、いやいや、大変。産業がないってことは、いかに脆弱であるか。いまだ植民地状態のような内情は、宗主国の胸先三寸で、どうとでもなってしまう。小国の悲哀が見えて、とても興味深かった。
グレース大公妃・・というよりも、小さな国であるから、一個人の行動や、存在が大きく影響する面白さが、映画から伝わってきた。
これでは映画の感想になっていないが、グレース自身が、フランスからの横暴な要求によって、真の大公妃となった!ということが彼女自身にとっても大事なことだったのではないかと思う。アカデミー女優が小さな国のお妃さまに・・・・。
まるで物語のお話のような出来事だけど、人生は「めでたし、めでたし」では終わらない。そこからどう生きるかが大事。苦難の道だったけど、グレースにとって、大事な、必要なステップとなったんだろうなあ。
最近、『マーニー』を見たばっかりだったんで、「あれ?グレース・ケリーだっけか?」などと思ったが、出なかったわけですよね。もし、あれがグレースだったらどうだったろう・・と。神経症気味で、ハスッパな女性って感じだったんで、格調高いものになってしまったかも。
久々にお目にかかったティム・ロスがらしくない役で、私的にはうれしい。オナシスとか、ドゴール大統領とかがやけに似てて、笑ってしまった。ヒッチさんはいまいちだったかな。ニコールは、姿かたちは違うけど、さすがの存在感。
◎◎◎○
「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」
監督 オリビエ・ダアン
出演 ニコール・キッドマン ティム・ロス フランク・ランジェラ パス・ベガ パーカー・ポージー
モナコという国に対するイメージは、裕福な観光立国みたいな感じ。これといった産業はないにしても、優雅で裕福な国・・と思っていたら、いやいや、大変。産業がないってことは、いかに脆弱であるか。いまだ植民地状態のような内情は、宗主国の胸先三寸で、どうとでもなってしまう。小国の悲哀が見えて、とても興味深かった。
グレース大公妃・・というよりも、小さな国であるから、一個人の行動や、存在が大きく影響する面白さが、映画から伝わってきた。
これでは映画の感想になっていないが、グレース自身が、フランスからの横暴な要求によって、真の大公妃となった!ということが彼女自身にとっても大事なことだったのではないかと思う。アカデミー女優が小さな国のお妃さまに・・・・。
まるで物語のお話のような出来事だけど、人生は「めでたし、めでたし」では終わらない。そこからどう生きるかが大事。苦難の道だったけど、グレースにとって、大事な、必要なステップとなったんだろうなあ。
最近、『マーニー』を見たばっかりだったんで、「あれ?グレース・ケリーだっけか?」などと思ったが、出なかったわけですよね。もし、あれがグレースだったらどうだったろう・・と。神経症気味で、ハスッパな女性って感じだったんで、格調高いものになってしまったかも。
久々にお目にかかったティム・ロスがらしくない役で、私的にはうれしい。オナシスとか、ドゴール大統領とかがやけに似てて、笑ってしまった。ヒッチさんはいまいちだったかな。ニコールは、姿かたちは違うけど、さすがの存在感。
◎◎◎○
「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」
監督 オリビエ・ダアン
出演 ニコール・キッドマン ティム・ロス フランク・ランジェラ パス・ベガ パーカー・ポージー
でもその表現の場というか、ちゃんと与えられたのは、幸せでした。
適材適所ってやつかな。
最初の車を運転してる場面で、え?いきなり死ぬとこから?とか思ったんですが、考えすぎでした。
ほんと、最期まで劇的でしたね。
これ以上ないくらいの大きな役を演じきったのですね。
グレースのみならず
多かれ少なかれ誰もが自分自身こうあるべしと
演技をしているのかもしれません。
僕も、貴女も…
グレース、最期は自動車運転中に脳梗塞(でしたっけ?)…
52歳の生涯、最期までドラマチックでしたね。
こうやってきちんと評価されて、トリビアにもなって、いろいろと勉強できました。
おとぎ話は、王子様と結婚してめでたしめでたしでしたけれど、グレースにとってはそこからが正念場であったのですね。
小国ならでは、女性ならではのやり方で国を守った姿に感心しました。
なかなか興味深かったです。
なかなか知らない世界だったので、面白かったです。
結構フランスも、とんでもな国ですよね。
横暴極まりない。
またニコールのうまさが光る!
オナシスとドゴールが似てたぶん、ヒッチさんは論外でした。ははは。
意外にしっかりと創っていましたね。
独立国とはいえ、フランスの自治公国みたいなものですから。
サンマリノやアンドラやリヒテンシュタインなどの内情にも興味が出てきますね。
日本じゃああり得ないレーニエ3世の描き方に、心配しちゃった(笑)
ビッチな役でも公妃でもそれとみえる、流石のニコール♪
ヒッチ・コック、思わず吹いてしまいそうでした~