迷宮映画館

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最後の晩餐

2014年06月10日 | さ行 外国映画
てっきり、韓国作品で、韓国が舞台だと思っていたもんで、頭の切り替えが必要。

話は高校時代から始まる。粗末な弁当しか持ってこれないJKチャオチャオに、毎日せっせとおいしい弁当で、アピールするのがリー・シン。人間、食べ物には弱い。いや、そうじゃなく、リー・シンの気持ちに応え、二人はカップルに。チャオチャオは、目指せ陶芸家!リー・シンは三ツ星シェフを目指す。そのまま結婚するかと思いきや、チャオチャオから、離れようと提案される。夢をかなえるため。もし、五年後、二人とも一人だったら、結婚しようと約束して。

そして五年後、あの日はもうすぐだ。チャオチャオは絶対の自信を持って、待っていたが、リー・シンから意外な連絡をもらう。自分は結婚すると。ガーーーーン!!!ショック、ショック、ショック。北京にやってきたチャオチャオは、リー・シンと婚約者とのアツアツな様子を見せられて、さらに落ち込む。まさか、自分がふられるとは。。。

ウェディング・ドレスに、新居に、ラブラブな様子を見たチャオチャオは、自分がいかにリー・シンを好きなのかを改めて思い返すことになるのですが、実はそこには、大きな秘密があったのであります。。。。。










ここからネタばれ。


リー・シンの婚約は、狂言。婚約者も偽物で、ずっとチャオチャオを愛し続けていて、そのことを再確認するために行ったことだったと。五年前に半分ふられた意趣返しも若干ある。

でもチャオチャオにも大きな秘密があって、五年前に泣く泣く別れたのは、自分の病気のため。白血病(たぶん)で、やばい状態だった自分を負担にしないために、彼女は遠くの上海で、一人病気と闘っていた。そして治った自分は、何事もなかったようにリー・シンに会えることをひたすら願っていた。しかし、病魔はまた彼女を襲ってしまう・・・・。





やっぱ、映画の中の恋人はうまくいってほしいものです。お互いが愛してる。双方のことを深く思っている。だったら、そこは何があっても成就してもらわないと。話の展開上、半分悲劇が待っているのですが、二度三度のどんでん返しは、ちょっと盛り込み過ぎじゃないかなあと思いながら、こう来たか、、、と。おばさん的には、若い人には、何と幸せになってもらいたいです。幸せな悲劇は望んでなかったです。邦題をそうつけちゃ、まずいっしょ。ま、しようがないか。

リー・シンが、サッカーの岡崎選手に見えてたまりませんでした。女の子がとってもチャーミングだった。

◎◎◎○

「最後の晩餐」

監督 オ・ギファン
出演 バイ・バイホー エディ・ポン ペース・ウー ジアン・ジンフー


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