迷宮映画館

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グラディエーター

2000年06月06日 | か行 外国映画
一足早く、試写会で見てきました。噂にたがわず、圧倒的な迫力で2時間30分、あっという間に過ぎていった感じでした。しょっぱなから、ゲルマニアとの戦闘シーンの画面いっぱいにくりひろげられる迫力映像。そんなに飛びぬけて、体格が大きいわけではないが、軍を統率していく将軍マキシマスを演じるラッセル・クロウがすごい存在感でぐいぐい引っ張っていく。

役者たちが、おのおののキャラクターにぴったりはまっており、見ごたえのある一本であった。

かつて、おのれも剣闘士であった興行師のプロキシモがローマ中の喚声がおまえのものだというがコロッセウムに集まった5万の群集が「マキシマス、マキシマス・・」と連呼していくところはぐぐっとくるものがあった。(個人的には85年の阪神優勝のときの掛布・バース・岡田コールを思い出してしまったが)男冥利につきるだろうなあ。ラッセル=クロウのちょっとたれ目の悲しげな目が最高でした。

映画がおわり、マキシマス将軍の希望に反して、ローマは凋落の一途をたどるのであった。

「グラディエーター」

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