迷宮映画館

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シークレット

2010年12月18日 | さ行 外国映画
美しい妻を持つ重犯罪課の刑事。でも妻とはあまりうまくいってない。一粒種の娘を、自分の不注意で亡くしてから、ぎくしゃくしている。浮気相手は、妻の友人で、とりつく島も無い。というより、まるでダメじゃん!こんな男はさっさと別れた方がいい。

その夜は、妻ときちんと話としようと思ったが、妻はめかしこんで、出かけて行った。見たことのない色の口紅と、大きなイヤリング。気合が入っている。

帰ってきた妻は衣服も乱れ、イヤリングも片方ない。焦燥しきった顔で疲れきってる。何があったのかはいうはずもない。そして、事件があったと呼ばれた男。

やくざで評判の悪い男が殺された。こんなやつはどうなってもいいのだが、バックにいる組織が怖い。そこにあった犯人の痕跡。・・・・ピンクバイオレットの口紅の付いたグラス、イヤリング、そしてジャケットのボタン・・・。一体妻は何をしていたんだ・・。

弟を殺した犯人の皮をはいでやると息巻いているやくざの親分。本当に妻が犯人なのか?男は徐々に追いつめられていく。

うーん、こりゃ一体??やけに謎めかせてはいるけど、こうなりゃ誰が犯人でありえるような展開。自分の妻が犯人であるかもしれない・・・というのを、なんとか隠そうとあからさまの妨害する刑事が露骨過ぎて、下手な芝居を見ているよう。

「『チェイサー』のスタッフが作った!!」などといううたい文句が踊っていたが、これにだまされていけません。今作に自信がない時のうたい文句じゃないか!と、いつも自戒しているのですが、これはまさにそれではないかと。

話のつじつまが合わないのは、韓国映画にままあるので、許せるとしても、浮気相手は??どうにもすっきりせず、へたくそな作りだったのが残念。決定的にだめだったのは、主人公がさっぱり魅力的でなかったことでしょうかね。とってもわかりやすい自業自得なダメ男だったので、いいんですがね・・・。ま、あれだったら殺したくもなるかも。

よかったのはやくざの親分の迫力くらいだったでしょうか!

◎○

「シークレット」

監督・脚本 ユン・ジェグ
出演 チャ・スンウォン ソン・ユナ リュ・スンニョン キム・イングォン パク・ウォンサン


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2 コメント

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日本インターネット映画大賞募集中 (日本インターネット映画大賞)
2010-12-19 10:47:38
突然で申しわけありません。現在2010年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。投票は1/20(木)締切です。ふるってご参加いただくようよろしくお願いいたします。なお、twitterも開設しましたので、フォローいただければ最新情報等配信する予定です @movieawards_jp
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>日本インターネット映画大賞さま (sakurai)
2010-12-20 22:22:39
お誘い、ありがとうございます。
今年も是非参加させていただきます。
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