迷宮映画館

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ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

2009年11月18日 | は行 日本映画
今週末から始まる映画ですが、宣伝マンです。
どうぞ見てくださいませ!!

2チャンネルの書き込みかがきっかけになった話と言えば、「電車男」がありますが、こちらもいかにも2チャンネルだなあ、と。

いじめられっこで、NEETだったマ男君。やっとの思いで就職した会社が、実は・・・・。

いわゆるブラック会社ってやつ。就業規則が守られない、残業や徹夜は普通。同僚のスキルは低いし、昼飯なんぞ、食ってる暇もない。これはブラック会社だあ!!と思っても後の祭り。俺には、もう後がない~。どうするマ男??

というお話ですが、あははは、あたしもこういうとこで、長いことを仕事をしてきたもんで、改めてケーキ屋って、ブラック会社ってやつだったのか~と、思った次第であります。上の項目は、見事にみーんな当てはまりますよ!!そんなもんす、仕事なんて。

本当にきついですよね。限界まで、やらなければならない。どこが限界なのかわからなくなってきますが、やらなければならないんですよ。じゃあ、なんでそこまで追い込まれて、命を削るみたいにきついことができるのか!!というと、責任ってやつじゃないでしょうか。

お母ちゃんのためとか、お父ちゃんのため、誰かを見返すため、好きな人のため、仲間のため、お金のため、意地・・・。いろいろあると思うけど、その仕事があるのは、自分という人間を認めてもらい、自分に任せられたものだから。

自分の代わりはいくらでもいるかもしれませんが、今の自分に任せられたものは、自分がやらなきゃ。それが大人っすよ。そんなときに力になってくれるのが、仲間でしょうかね。過酷かもしれないけど、大丈夫!自分って強い。人間って強い。そんな思いが伝わってきます。

ツウことで、若い人も、そうでもない人も、元気のない人も、元気いっぱいの人も、仕事のない人、仕事に追いまくられている人も、ぜひたくさんの方々に見ていただきたい。そんな映画です。

会社の中の個性あふれる面々がとってもはまってます。中学生の役は、やっぱ無理があった徹平君は、前向きな感じを失わない雰囲気が、とっても似合ってました。大人になったなあ。

「ばーーか!」の罵声が、これほどぴったりくる人もいない品川に、人格者の田辺誠一も、ハマってましたねえ。で、なによりピキーーンと来たのが、周瑜にあてはめられた木村君の田中圭!「TAJOMARU」で、非道な桜丸で、超インパクト残したのですが、いいですね。若い役者さんで、こういう役柄が似合う人は、貴重ですよ。


今週末から公開です!ぜひご覧くださいませ。

◎◎◎◎

「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」

監督 佐藤祐市
出演 小池徹平 マイコ 池田鉄洋 田中圭 品川祐 中村靖日 千葉雅子 森本レオ 田辺誠一


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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
>miyuさま (sakurai)
2010-08-30 21:05:12
気分だけでも秋に・・・と思ったんですが、世間は暑いままです。
いつまで続くんでしょうね~。
まったくです。
こういう暑いときは、ケーキ屋は駄目ですね~。
ケーキたべるより、ガリガリ君の方がよっぽどいいですもん。
夏はひまなんですが、クリスマスのケーキ屋は、ブラック会社も尻尾巻いて逃げるのでは・・と、思いますよ。
でも、これが普通かもよ・・でまかり通る世の中は、ちょっと寂しいですね。
あら (miyu)
2010-08-29 19:41:26
もうちょっと秋めいたテンプレに変えられたのですね。
そっかぁ~ケーキ屋さんでもそうですかぁ。
まぁ勤める、仕事をする、したことがないマ男君からすれば、
わぁ~ブラック会社だぁ~!ってなりますでしょうが、
これぐらいフツーだよ、悲しいことに。
ってのが社会人の反応かもしれませんね。
>ノルウェーまだ~むさま (sakurai)
2009-12-26 20:30:22
こんがらがらせてスイマセン。
ケーキ屋は、学生のころからのバイトが興じて、忙しい時期だけ、手伝いにいく出稼ぎパティシェです。
25年以上やってたもんで、すでに習性になってます。
ケーキ屋さんは、なくなってしまったので、頼まれると個人的に作ってます。

そうですよね。
会社なんて、どこも大変。働くということは、半端ではない!と。
責任もって働く気持ちが、とっても良かったです。
オススメですね。 (ノルウェーまだ~む)
2009-12-24 17:35:20
sakuraiさん、こんにちは☆
あれれ?学校の先生だとばかり思っていましたが、ケーキ屋さんだったのですか?
どこの会社も、多少なりともこういったことがあるのだろうなぁ~と、やはり実話ベースだけにリアルなところもありましたね。
しっかり笑いもあり、重くならすぎず、それでいてしっかり泣かせてくれる、いい話でした。
>junjunfさま (sakurai)
2009-12-05 17:24:48
あり得なさそうですが、妙にリアルで、なかなか面白い映画でした。
一人で悶々としてると、ほんとにやになりますが、仲間っていいじゃん!!と素直に思ったりして。
結構なスポ根ものだったのかなあ・・・なんて思ったりして。

文字化けしてますね。
なんででしょう?
謝ることないですから、お気楽に
TBがヘンでごめんなさい (junjunf)
2009-12-04 12:20:34
すみません、今気付きましたが……
私のTB、文字化けしてますか?
原因究明します。
ごめんなさい。。。
こんにちは♪ (junjunf)
2009-12-04 12:17:45
お邪魔しまーす♪
コメントいただき、ありがとうございます。

面白かったです。
こういう映画、大好きなんですよね~。
「一生懸命」って悪くないって思えます。
多かれ少なかれ、仕事上ああいった状況になること、経験ある方多いだろうし、私もつい共感してしまったり。
そこで成長するか、投げちゃうか。
支えになる仲間がいるといないじゃ大違い。
仲間っていいな、とか、責任持って仕事する充実感とか。
そんなものが感じられて、元気になれる映画だと思いました。



>KLYさま (sakurai)
2009-11-25 11:05:20
ですよねえ。
期限があったり、かきいれどきがある仕事なんて、アンナモンスよ。
なかなかみんな個性豊かで、でもそれが生きてて、きちんと描かれてるのがよかったです。
つい言っちゃいますよね、「お疲れ様」って。
>GMNさま (sakurai)
2009-11-25 09:54:08
あたしは、いつも前の方に座るので。
自分の前に人がいるのがだめナンスよ。

そうそう、仕事なんて、多かれ少なかれ、みんなそんなモンですよね。
みんな、踏ん張れ!と応援したくなります。
ちょっと踏ん張りが利かなくなってきたので。
ふふふ (KLY)
2009-11-18 23:53:23
多分みんな会社だけ見てると、この程度はぬるいって思われる方多いんじゃないでしょうか。かく言う私も、3日徹夜後に意識が飛んで、気がつくとテープの山の中に埋もれてたこととかあります。
にしても強烈なキャラですよねぇ。劇中では中卒ってことでマ男くんが特別視されちゃうけど、私らから見たらむしろお前らの方が変だって!って。(笑)
藤田さん良い人すぎます。あんな人、私の若い頃にはいませんでした。むしろリーダーばっか。ボロボロになって帰るときに「お疲れ様でした!」っていったら「大して疲れてなんかいねぇくせに。」って言われたのを今でも覚えてます^^;
試写会にて (GMN)
2009-11-18 19:28:16
もしかして割と前の方に座ってませんでしたか?
感想書いてたら一番最後になってて声かけられませんでしたけど。

そそ、会社なんてどこだって厳しい部分はありますよね。楽な仕事なんて世の中にそうそうあるはずもなく。
そういう面では「ブラック会社」なんて大げさな言い方に思えてしまいますけど、なぜ働くんだ?って所までをちゃんと描いてあったのは良かったですね。

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