リストラ宣告人のライアン。年間300日以上も出張で全米を飛び回り、自分からは「首だ!」と言えない経営者に代わって、契約解除を告げる。家族とも疎遠で、結婚もしてない。傍から見たら、えらい孤独な人生だろう・・と思うのだが、結構、人生をそれなりに有意義に過ごしているように見えたのは、あたしだけ?
そこにやってきたのは合理的な方法を持ち込んだ新人女性社員。ネットで解雇通告をすれば、膨大な出張費を節約できる。マニュアルを作り、首を告げられた人のあらゆる行動を想定して、それに対応すれば、大丈夫!!と主張する。
もし、こんなのが採用されたら、ライアンの仕事はなくなってしまう。膨大な出張によってたまったマイレージ。
ここです。この邦題でミスリードしてしまったのですが、マイレージをためるために、せっせと働いている。人生こそがマイレージ・・・・なのかと思わせてられていたのですが、それは結果であって、決してマイレージを貯めることが第一義ではないのでは。
リストラをせっせと告げる・・・しれだけの仕事で面白みのない人生、と言われながら、こんだけ有能であり、今のアメリカにとってはなくてはならない職種なのでしょう。決して、気持ちのいい仕事とはいえないが、次の人生への架け橋の手助けをできる、それなりにやりがいもなくもない。
毎日遅くまで、こつこつと仕事をして、遅い時間でなければご飯も食べれないようなうちの亭主をはじめ、世界中の働く人たちのことを思えば、かなり恵まれてるように思える。
そう言ってしまえば話にならなくなるが、家もない、出張だらけ、恋人とも表面上しか付き合えない、と言いつつ、仕事の達人のように見えたのだった。
ライアンという1人の人間のことだけでなく、さまざまな不器用な人の、うまく行ったり、うまく行かなかったりの人生が映し出されるこれに、「マイレージ、マイライフ」なんて安っぽい題名を付けないで欲しい・・・と見ながら思った後、最後の最後に原題の意味がわかる。「UP IN THE AIR」・・・・。漠とした世の中、自分は地に足がつかず、ふわふわと宙に浮いてるように、しゃっきりしない。。。。なのに、なぜ??この題名が、映画の価値を落としてしまったのが残念。
いつものような監督のキレが感じられなかったのだが、それもすべて最後の歌でわかる。これは彼からの、こんなになってしまったアメリカへの応援歌の映画なのだ。
◎◎◎○
「マイレージ、マイライフ」
監督 ジェイソン・ライトマン
出演 ジョージ・クルーニー ヴェラ・ファーミガ アナ・ケンドリック ジェイソン・ベイトマン エイミー・モートン メラニー・リンスキー
そこにやってきたのは合理的な方法を持ち込んだ新人女性社員。ネットで解雇通告をすれば、膨大な出張費を節約できる。マニュアルを作り、首を告げられた人のあらゆる行動を想定して、それに対応すれば、大丈夫!!と主張する。
もし、こんなのが採用されたら、ライアンの仕事はなくなってしまう。膨大な出張によってたまったマイレージ。
ここです。この邦題でミスリードしてしまったのですが、マイレージをためるために、せっせと働いている。人生こそがマイレージ・・・・なのかと思わせてられていたのですが、それは結果であって、決してマイレージを貯めることが第一義ではないのでは。
リストラをせっせと告げる・・・しれだけの仕事で面白みのない人生、と言われながら、こんだけ有能であり、今のアメリカにとってはなくてはならない職種なのでしょう。決して、気持ちのいい仕事とはいえないが、次の人生への架け橋の手助けをできる、それなりにやりがいもなくもない。
毎日遅くまで、こつこつと仕事をして、遅い時間でなければご飯も食べれないようなうちの亭主をはじめ、世界中の働く人たちのことを思えば、かなり恵まれてるように思える。
そう言ってしまえば話にならなくなるが、家もない、出張だらけ、恋人とも表面上しか付き合えない、と言いつつ、仕事の達人のように見えたのだった。
ライアンという1人の人間のことだけでなく、さまざまな不器用な人の、うまく行ったり、うまく行かなかったりの人生が映し出されるこれに、「マイレージ、マイライフ」なんて安っぽい題名を付けないで欲しい・・・と見ながら思った後、最後の最後に原題の意味がわかる。「UP IN THE AIR」・・・・。漠とした世の中、自分は地に足がつかず、ふわふわと宙に浮いてるように、しゃっきりしない。。。。なのに、なぜ??この題名が、映画の価値を落としてしまったのが残念。
いつものような監督のキレが感じられなかったのだが、それもすべて最後の歌でわかる。これは彼からの、こんなになってしまったアメリカへの応援歌の映画なのだ。
◎◎◎○
「マイレージ、マイライフ」
監督 ジェイソン・ライトマン
出演 ジョージ・クルーニー ヴェラ・ファーミガ アナ・ケンドリック ジェイソン・ベイトマン エイミー・モートン メラニー・リンスキー
スが結局何のかの言いながら男の条件を一杯挙
げるのを聞いて、「んだよー、結局女性ってい
くつになってもそうなんね?^^;」って思っ
て笑っちゃいました。(笑)
「割り切ったお付き合いだったじゃない。」て
いう彼女は解らないでもないんだけど、どうに
も「はぁ?」なのが、その後に普通に電話掛け
てきて「また会いたかったら電話して」って。
何かメインキャラでありながら最後まで変わら
なかったってことなんでしょうかね、彼女だけは。
体型は雲泥の差がありますが。かっこよかったですよ、ヴェラ・ファーミガ。
いままで余り気にとめた女優さんではなかったのですが、よかったです。
オスカーのときもインパクトありましたもんね。
ご存知だと思いますが、あの自信満々というか、バタ臭さというか、駄目なんだよ・・。
あたしのイーサンと真逆なんですよね~。
でも、見ますが。あは。
見る前に、知り合いと少し話をしてて、「あんまり好きでないんですよねえ」といったら、「何で見るんですか?」と聞かれてしまいました。
わからない・・・。
あたしにとって、ジョージさんは、いつまでもダグですわ。
行った方が良かったでしょうね。
いったいどなたがつけられるのか?
存じませんが、、、、、。
わあクル―ニ―、ダメなんだ!
まああの濃いキャラは好き嫌いが分かれ
ますよね。ちなみに私は普通です。
クル―ニ―のイメージとちょっと違う役
でしたが、、、まあそれなりに良かった
かな?と思います。ヴェラ・ファーミガ、
最近色々な作品でお見かけしますね。
「エスター」観たかったのですが、
観損ないました。DVDレンタルです!
なんで、こんな題にしちゃったんでしょね。
どっかの航空会社の陰謀だったりして・・。
マイル貯めろ。貯めろ!!とかってね。
昔から、ジョージさんが苦手で。
濃い系は駄目です。
薄く、消え入りそうなのがどっちかいうと好きですわ。
あたしも「エスター」!!見逃したので、みねば!と思っております。
けっこうライアンには感情移入しちゃったんですよね。
仕事もやりがいがあって、自分の生活も充実していて不満がない。
けれどちょっと寂しいときもある、といったところが。
じゃ寂しいから誰かと一緒になるかというと、不安もありどうしようみたいな。
アメリカも日本も悩みは同じなのだなと思ったりしました。
ずるいっちゃ、ずるいのかも知れませんがね。
人間なんて、さびしいもんすが、かれは十分しあわせなほうですよね。
なにをもって幸せというのかは難しいですが。
とにかく、その辺の思いやら、さまざまなものを描くのがうまいです。
この映画の主人公は、親とか子供とかを蔑ろにしているわけでもなく(何しろ、そんな相手はいないですから)…あの生き方自体は、それなりに満喫できる、それなりに有意義なものなんじゃないかなぁ…とは私も思いました。
ハッ!?…終末にゲームと、DVDでの映画鑑賞と、ブログ更新程度しかやらない私に比較したら十分に有意義って事なのでしょうか!!?
…余計な事に気が付いてしまったかも知れません。
では、また来させていただきます。今後とも宜しくお願いいたします。
ま、アメリカ人にありがちな、「こうでなければ!」という考えには、合致しないでしょうがね。
終末になら、やばいと思いますが、週末ならそれで十分っすよ!!