立川支部に小規模個人再生を申立てたYさんの個人再生委員に就任された弁護士さんと面談するために、16日の15時に内幸町にあるその弁護士さんの事務所を訪ねました。約束の時間よりも少し早めに着いたので、Yさんはまだお見えになっていません。時間も勿体ないので先に弁護士さんと私は打ち合わせを始めました。
最初に指摘されたのが、現金の清算価値の問題です。立川支部では、20万円までしか自由財産として控除しないそうです。これは致し方ありません。すべからく99万円を控除できるという明確な根拠は無いからです。
次に指摘されたのが、懸念されていたご自宅の清算価値の問題です。計算方法に一定の理解は示してくれるものの、個人再生委員という立場上、すべて債務者よりに判断するわけにもいかず、また、仮換地地区ということもあって、再生手続上での妥当な査定額は幾らにしたら良いかという点で苦慮されているようでした。
その他、Yさんが62歳ということもあって、5年間に亘る履行可能性についてもご心配されていましたが、そこはYさんと私も十分考えた点でもあり、弁護士さんを納得させることはできたようです。
それにしても、Yさんが来ません。15分過ぎても来ない。時間にルーズな方ではないので、少し不安となり、携帯に電話してみたら、なんと仕事から帰宅したばかりと言います。弁護さんとの面談の日時をきちんと伝えることが出来ていなかったことがわかりました。
これまで依頼者が日時を忘れていたことはあっても、依頼者に日時を伝えていなかったことなんて初めてのことです。弁護士さんにも平謝りです。多少打ち合わせができただけでもまだましでした。
では、皆さん、特に被災された方々にとって今日よりも明日が良い日でありますように
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