1月31日のブログで紹介した事案です。
裁判官との面接を終えたときの感触としては、求められている書類を揃えれば管財事件にならずに済むのではないかと思えるほど、良いものだったのですが、申立人が高齢ということもあって、その「求められている書類(なぜ子供の養育費にそんなにも多額のお金を必要としたのかを明らかにしたもの)」を揃えられるのかが、不安材料でした。
面接の場で申立人は何が足りないのか理解できていなかったようなので、後日、申立人と奥様に改めて来所頂き、裁判官が何を欲しているのかを時間を掛けて説明しましたが、ただ、もうかなり昔の話なのでほとんど資料は残っていませんから、奥様から事情説明書を作成してもらうことになったのです。
そして、先週、事情説明書が届いたので読ませていただいたところ、根拠づける資料は十分ではないものの、「本当のことなんじゃないか」と思わせるほど、訴えかけるものがありましたので、体裁を整えて裁判所に提出しました。
これでダメなら、管財も致し方ないと腹をくくっていたところ、昨日、開始決定書が事務所に届いたのです。良かった。免責を得たわけではないですが、ほぼ一安心です。
私の推測計算も問題にはならなかったようです。これも良かった。
では、皆さん、特に被災された方々にとって今日よりも明日が良い日でありますように
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