１１月２５日の相談内容のご紹介（またまた連帯保証債務の相続）

２組目は杉並区在住のＴさんとそのお兄さんでした。

６年前に亡くなられたお父さんが一時的に親戚の会社の代表取締役となっていた際の連帯保証債務が３年前に顕在化したことで、その後はその対応に追われ、ようやくここにきて債権者である地方銀行（約１億２０００万円：プロパー）と和解できそうだというところでのご相談となります。

ちなみに、債権者はこの地方銀行のほかに都市銀行（約３０００万円：信用保証協会付き）が１行、相続人は他にお２人います。

具体的な相談内容はというと、（１）地方銀行との和解が成立した後の債務整理の方法と（２）万が一和解が不成立となった場合の債務整理の方法の２点でした。

４人の立場がそれぞれ異なるので当然対処方法も異なります。個々に検討していった結果、不幸中の幸いと言っていいのかどうかわかりませんが、今回はどうにかなりそうです。

それにしても、自分が経営する会社の連帯保証ならば兎も角、自分のために遣ってもいない借金のことで責任を取る制度って本当におかしいですね。その反面、貸す立場から見れば優れた制度なんでしょうけれど…。

さて…

借金等で悩んでいらっしゃる方の精神的経済的な負担を軽くするための相談を主としていますが、そこには不動産や会社の登記も関連してくることが多いのも事実です。それらを含めたご相談を平成１５年から猫研事務所（東京都中野区）でお受けしています。
吉田猫次郎さん（事業再生コンサルタント）の相談者数には足元にも及びませんが、それでも面談だけで５００組は超えています。
自分の事務所での債務整理に関する電話相談やメール相談を含めたらそれこそ数え切れません。

面談時間は、①１０時４５分～１１時４５分②１３時００分～１４時００分③１４時３０分～１５時３０分④１６時００分～１７時００分となります。
猫研での面談（仕事の状況によっては電話相談に変更することもあります）を希望される方は、

http://www.nekojiro.net/soudan.html

から予約をしてください。

電話相談に関しては面談日とは別でご予約を随時お受けしていますが、日時はこちらの都合に合わせていただいております（１時間程度）。希望される方は猫研ではなく直接私の事務所に電話してください。

電話相談や債務整理手続を希望される方は、

http://www.sakipapa.net

記載の電話番号（０４７～）までお願いします。債務整理手続をご依頼頂いた場合の報酬も記載しております。

なお、猫研事務所での面談、私の事務所での電話相談は何度でも無料です。スカイプでも対応可能です。

では、皆さん、今日が昨日よりも良い日でありますように

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ちなみに、

　債務整理（個人再生／ 自己破産／任意整理／過払い金請求／その他の手法）や登記全般に関する電話相談や手続の依頼を希望される方は、

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事業再生を必要としている方は猫研（http://www.nekojiro.net/）までどうぞ

１１月２５日の相談内容のご紹介（人生相談みたいなものか）

昨日の１組目は地元中野区在住のＷさん（３０代の男性）でした。偶然にも猫研で親しくしているＵさんの知人でした。

相談内容ですが、最近結婚したものの、２０代前半でこさえた借金がまだ５００万円ほど残っており、その解決方法として何があるのかというものでした。

ちなみに、借金の原因ですが、２０代前半のときの給料が少なかったこととイベントの企画等を一時的に手掛けた際の交際費が嵩んだことによるものでした。しかし、イベントの企画等はもうしないとのことでしたので、同じ原因で失敗を繰り返す心配は無さそうです。また、契約社員だった彼は転職をし、１２月からは正社員として採用されることが決まっています。手取り年収は約４５０万円とのこと。

奥様も働いているので、５年ほどはかかるかもしれませんが、このまま地道に支払い続けていくのも１つの方法です。ただし、その間に子供を作ることは出来ないでしょう。ただ、奥様は子供が早く欲しいみたいです。

だとしたら、一時的に不自由にはなるでしょうが、個人再生で大幅に借金を減額し、浮いたお金を貯めていくことが解決に適しているかもしれません。もちろん、破産も選択肢のうちの１つですが、予定どおりの収入になればある程度は支払えるようになるのに破産するのも何だかなぁとも思えます。

ところで、債務整理の方法だけだと３０分程度の話なのですが、実際には９０分ほどの話となりました。それは、Ｗさんと奥様の価値観、お互いのご家族との関係性や今後の人生設計を考慮しつつ債務整理の方法を検討していったからです。

平成１５年にこの無料相談を始めてからずっと言い続けていますが、債務整理は銭金の問題だけではないのです。

さて…

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次回以降の猫研主催無料相談（原則面談。電話は随時）は１２月９日（土）と１２月２３日（土）の予定です。

今日は、午後に２組の相談を受ける予定ですが、電話相談ではなく面談なので、これから外出します。ちなみに、昼間は暖かいそうなので、ついでに少し中野の街をぶらぶらするつもりです。

さて…

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面談時間は、①１０時４５分～１１時４５分②１３時００分～１４時００分③１４時３０分～１５時３０分④１６時００分～１７時００分となります。
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なお、猫研事務所での面談、私の事務所での電話相談は何度でも無料です。スカイプでも対応可能です。

また、メールでのご相談にも、直ぐに回答できるかどうかはその時の仕事の状況にもよりますが対応しております。

以上、いつものお知らせでした。

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次回以降の猫研主催無料相談（原則面談。電話は随時）は１１月２５日（土）と１２月９日（土）の予定です。

昨日、１階のトイレとお風呂場のスイッチが壊れ、電気が点かなくなりました。

この時期は夕方には真っ暗になってしまうので、直ぐに修理してもらう必要があることから、習志野市を中心に電気工事を受けてくれるところをネットで探した結果、「電気の１１０番救急車」のＨＰが良さそうに思えたので、朝早くコールセンターに電話してみました。

最初の電話では、１０回コールするも出ない。２回目の電話でもなかなか出ず、８回目のコールでやっと若いと思われる女性が出ました。事情を話すとお昼過ぎ頃には工事業者が見積もりに伺えるとのこと。

その際に「２箇所だと倍になりますか？」と尋ねたところ、単純に倍とはなりませんと説明を受けたので、そのままお願いすることに。

さてさて、お昼過ぎに工事業者がやってきました。約束どおり、それも早めの時間に来てくれたのはマル。しかしながら、見積もりしてもらった結果には目をマ～ルくしてしまいました。

なぜならば部品代８，０００円込みで約３万円かかると言われたからです。少々想定外だったことから、考えさせて欲しいと伝えたところ、その場合は出張料だけで６，０００円必要とのこと。

冗談じゃない。ＨＰには「出張は無料」「作業費６，０００円～」と大きく謳っています。

工事業者にＨＰの記載と異なることを伝えたところ、出張費は取られずに、作業費と部品代だけで済ませてもらうことができたものの、交渉しなければ支払わなくても良い出張料を取れるところでした。アブナイ、アブナイ。

電気が点かない、トイレがつまった場合などはこちらも焦っていますので、対応が早いところを優先しがちだと思いますが、料金についてはこのようなことも多いと思いますので、皆さんも気をつけてください。

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以上、いつものお知らせでした。

では、皆さん、今日が昨日よりも良い日でありますように

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相手も困るはず

ここ数か月の間相談に乗っているＨさんですが、先月こんなことがありました。

Ｈさんが経営するＳ社の手形の振出先であるＹ社に対する１０月末の５００万円の支払（Ｙ社に対しては総額で約２０００万円の買掛金があります）が、予想外の大手取引先Ｄ社からの受注減により出来なくなりました。そこで、Ｈさんは、Ｙ社に対し、ジャンプを依頼したところ、連帯保証人として２人の息子さんを要求されました。ちなみに、２人ともＳ社で働いています。

ところが、仕方が無いので２人にお願いしたところ、２人とも断ってきたのです。Ｓ社よりも我が身が大切だということです。この結果を受けて、Ｈさんから私にギブアップの連絡があったわけです。

私は、手形の不渡りを出した後も従前と同じように事業を継続している経営者を何人も知っているので、Ｈさんにその可能性はないかを尋ねたところ、金融機関に手形を割ってもらえないとたちまち資金ショートを起こすのでそれは無理だとのこと。だから、Ｈさんは自己破産を覚悟していました。

そこで、私は提案したのです。 

今までＳ社はＹ社に対し手形等支払の延期を求めたことは１度も無い。仮に、ここでＳ社が破産するとＹ社は約２０００万円の貸倒となる。それはきっとＹ社の規模からしても避けたいだろう。また、大手取引先とは誰でも知っているハウスメーカーである。だとしたら、ここで強気に出たとしても、Ｙ社はしぶしぶこちらの要求を呑んでくれるのではと。

果たして、こちらの思惑どおり連帯保証人を１人もつけずに済みました。なお、ここに書いた内容以外にも、ＨさんがＹ社と交渉する上で有利な材料が揃っていたのも幸運だったことを付け加えておきます。

皆さんにとって明日が今日よりも幸せな一日となりますように

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１０月２８日の相談は電話でした。相談者は埼玉県川口市在住のＯさんです。

住宅ローン約１５００万円の代位弁済が間近に迫っている（１０月３１日が支払期限）ので、どうしたら良いのかというものでした。ちなみに、負債はこの住宅ローンだけです。

収入はゼロ。これまではご両親の年金を支払いに充てていたとのこと。これからは外で働くつもりだと。ご自宅の査定額は約２０００万円だそうです。

この切羽詰った状況下で伝えられたのは２つ。代位弁済後にすべきことと、認可決定まで持っていける可能性は低いだろうけれど個人再生を半年以内に申立てること。

さすがに残り３日では、私も手の打ちようがありません。もっと早くに相談してくれたらと残念に思いました。

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だから、念を押したんだよな～。

７月に依頼を受けた信託の登記。結局、頓挫してしまいました。

草案を作成後、何度も依頼者ＴＴさんと打ち合わせを重ね修正してきたのですが、１０月半ばに信託契約書の最終案を委託者ＴＭさんに見せたところ、しばらく検討するとのこと。その後直ぐに費用の精算となり終わってしまいました。

なんとなくですが、私は（ホント大丈夫かな～）と心配でした。なぜならば、何度か私は委託者ＴＭさんがちゃんと理解しているのかをＴＴさんに確認したのですが、それに対する回答が怪しかったからです。

私とのメールのやり取りや会話においても、私への説明が上手とはとても思えないＴＴさんが、年老いた委託者ＴＭさんに難しい信託契約の内容を理解してもらうことが果たして出来たのか、はなはだ疑問だったのです。案の定、私の不安は的中してしまいました。

ＴＴさんは信託手続というものを軽く見すぎていたのでしょう。だから、言わんこっちゃない

では、皆さんにとって今日が昨日よりも幸せな一日となりますように

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