先日、3年ほど前に手形訴訟の依頼を受けた方の息子Aさんが相談にお見えになりました。
Aさん所有のご自宅にAさん夫婦とAさんの父親、兄、姉と同居しているのですが、Aさんの奥さんが今年になって急遽この家を出て他の場所で暮らしたいと言い出したそうです。
多分、Aさんの父親等との間で色々とあったのでしょう。一緒に住むのがどうしようもなく嫌になったみたいです。生理的な問題ではそう簡単に解決できそうもありません。
Aさんも幾度となく奥さんの説得を試みたようですが、父親等と別居か奥さんと離婚か、というほど事態は深刻となっているみたいです。Aさんは苦渋の決断を迫られています。
このような場合ですが、私の結論はいつも同じです。Aさんにはこう言いました。
「自分で結婚を決めた以上、できるかぎり奥様を優先したほうが良いと思います。もちろんご両親やご兄弟をないがしろにしても良いと言っているわけではありません。優劣つけがたい状況の中、必ずどちらかを選ばざるを得ないとしたならば、自分の意思で選んだ奥さんにしなさいということです。ましてや、既にお子さんもいて、もう直ぐ2人目も産まれるという状況であるならばなおさらです。」
Aさんはどうするでしょうか…。
それにしても、これって最初は住宅ローンの話から始まったのです。ここ数年で私はすっかりカウンセラー化してしまいました
では、皆さんにとって明日が良い日でありますように
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