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男女共に楽しめなければ平和な社会など有り得ない。

2015-07-18 | 社会問題
世界情勢を見れば判るように、男女関係が上手く行っていない所ほど混乱が多い。

世界経済が不安定なのも同様に、男女の格差が激しければ労働賃金格差も激しくなる。

スポーツと同じように、経済も男女に分けた方が今のままよりかは幾分マシになるまもしれません・・・。

男性だけが楽しむ世界とは一体どういうものなのか?女性だけが楽しむ世界との違いは?

そして男性と女性が一緒に楽しめる世界観の創出とは?ひょっとして、これからが本当の新人類の始まりかもしれません。

男女が別々に機能するのも、まあ「それもあり」かもしれないが、夢や希望、ロマンが無ければ旧人類以下である。

男性特有の正義漢は母性本能に匹敵するものだが、問題はその使われ方にある。

どちらにしても欲求であるから押さることは出来ないが、偏った欲求では極端な欲求に繋がり、結局、欲求は満たされない。


何故そうなるのか。一度立ち止まって考えてみると、

私達は臆病な心を持っているお蔭で、危険を克服し、不安を度胸に変え、更なる発見や発明を成し遂げてきた。

私達が持つ弱さは強さであり、賢さである。弱さからの気づきだ。そこからしか見えないものがあるからだ。

まさに人類の誕生から受け継がれて来た知恵や工夫の数々はその弱さからの必要の「母」と言える。

むしろ問題なのは驕る強者の方である。奴らは自らの不安や恐れを隠しているだけの臆病者に過ぎない。

奴らに必要なのは情緒を美しむ涙である。人間は泣く唯一の動物であるから、逆に泣かないことは非人間的と言えるだ。

強さは誇りではない。人間の弱さにこそ希望なのだ。事実、強さが人類を進化させてきた訳ではないからだ。

生きる素質を強さに見出すとすれば、労働を楽しむスキルと言えるが、魅力的な現実社会を創造するには、それを可能にする人間の本質を揺さぶって放さない男と女の物語が逆境とコンプレックスが綺麗事ではない、苦しい現実に立ち向かう持続のパワーと不屈の忍耐とを影で支える真の正義漢の掟になる。

今に喜びを見出せずに、明日、喜びが見つかるとは思えないが、反面、現実が厳しからこそ幸せにもなれるのだ。

現代は行詰りによる混乱によって希望や幸福が目に映らないかもしれないが、今の経験が必ず社会に重要となる日が遣ってくる。

その日の為に、その時の為に。



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