goo blog サービス終了のお知らせ 

さいかち亭雑記

短歌を中心に文芸、その他

坂を登る夢

2016年06月09日 | 日記
転居した知人に手紙を出したいのだが、名簿も住所録もどこかにもぐってしまっていて見当たらない。弱ったな、と思ううちに日はどんどん過ぎて行ってしまい、そのせいか知らないが、こんな夢を見た。

私は車を運転していて、ずいぶん急な坂だなと思いながら懸命にアクセルを踏んでいる。坂はどんどん急になっていって、これは駄目かもしれない、どうしよう、と思ったところで目が覚めた。加えてその坂には、どんぐりのようなものがいっぱい落ちていて、それを踏みつぶしながら上がっていくのであるが、初めのうちはずるずるすべる感じがあった。

 私の夢のなかの車道には、さまざまなバリエーションがあって、ぜんぜん見覚えのない道の場合もあるし、幼い頃に親しんだ親戚の家の裏山の坂が原型になっている場合もある。たいていあまり人はいなくて、一人で道を歩いていることが多いようだ。

 というわけで、これが手紙の返事が遅い言い訳になるかどうかわからないけれども、気にしてはいるのです。だいたい私は自分のうまくない手紙の字をみるのがいやで、メールの返事はするけれども、手紙に関しては筆不精と言っていいのである。世の中には、メールの返事が一週間ぐらい来ないという人もいて、パソコンのメールだと三日も開かないことは私もあるから、仕事以外の私的な場面では、そういう反応の遅さは許されてもいいのではないかと私は思っているのだが、通常はなかなかそうもいかないようだ。三時半に目が覚めてこれを書き始めて、合間にメールの返事を一通出した。少し頭痛がするので、もう一度寝る。