最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

生まれ変わった海音寺潮五郎記念館

2015-06-13 16:24:39 | 海音寺潮五郎

財団法人:海音寺潮五郎記念館は2012.12に解散し、
世田谷区経堂にあった海音寺旧邸の建物は鹿児島大学に寄贈されましたが、
昨日、ほぼ改修された建物を、旧記念館関係の人たちで
見学させていただいてきました。

建物の外観は、1962年に建てられた当時のような(この時代流行っていた)
コンクリートの打ちっ放しのように仕上げられていました。
外柵の途中に新しい門扉がついて、庭からも入れるようになっていました。

古い建物なので心配してましたが、
木造部分は黒く耐火用の塗料で塗られて、
鉄コン部分は柱など補強して、耐震工事がなされていました。
サッシなども新しくピカピカになっていました。

左の写真は4月に木瓜や桃が庭に咲いている頃撮したもので、
庭も綺麗に刈られていましたが、今の季節ですから、
もうすっかり庭の雑草が伸びて、木々は伸び放題になっていました。
母が見たら、
「ちょっと庭の手入れをさせて下さい」
言いそうなほどでした。(仕方ないですね…)

中は、建て増し建て増しで迷路のようになっていたものが、
窓も大きく東西南北に開いて、ものすごく明るくなっていました。

用途は第一種住専地区で厳しい制限があり、
会館のように多くの人が出入りすることが出来ないので、
学生、教職員の東京宿泊施設ということになったそうです。
1階と2階に細かく仕切られた部屋やバス、トイレがいっぱいありました。

2階の記念館時代、会議室だったところと書斎再現されていたところなどは、全部広く繋がっていて、
会議室と多目的スペースとなっていました。

改修には予定をオーバーして1億円以上かかってしまったとか…。
まだ出来上がっていませんが、8月頃、開館するそうです。

見学した人たちは、皆ここで生まれたり、育ったり、住んでいたりした人たちですから、
感慨深げに見入っていました。
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