SACのなかま

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易の話(その26)

2009-07-31 11:37:35 | 日記
 西洋占星術の要素に、エレメントという考え方があります。
 万物は、火風地水の四つの元素で構成されているというのです。
 火は風によって燃え上がり、地は水を吸って生命を生み出す。
 仲が良かったり、悪かったりですが、構成要素が4つというのが重要なのです。
 構成要素が4つだと、それをまねて、その他のことが4分類されていくわけですから。
 性質も、それに習って行くわけです。

 さて、五行というのは、木火土金水の5つの要素です。
 最初は、水で水から生命がうまれました。
 水が在るから、植物(木)が育ち、燃えて火になり、燃え尽きて土になり、土が時がたって石・岩になり、凝って金属(金)になります。
 金属は、冷えると表面上に水滴を生じますから、水を生むとします。
 
 循環して、最初に戻るところが面白いところですが、一応、相生五行といいます。

 金・・キンと発音する場合は金属のことです。

 金・・ゴンと発音する場合は黄金の場合です。

 ただし、慣用句みたいなもので、

 モッカドキンスイでもモッカドゴンスイでも良いでしょう。

 というところで、次回へ続く。