SACのなかま

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易の話(その18)

2009-07-22 08:07:04 | 日記
 筮竹というのをご存知ですか?
 竹ひごみたいなものです。
 易を立てるときに使います。
 約50本を用意して、最初の1本を天にささげるために抜き、残りを2つに分け、半分を除き、残りを8本づつ除いていって、残りが何本になるかを数えて、初爻を決定します。
 ところが、1から8までの残りを数えて陰・陽を求めるとき、偶数・奇数で陰・陽を割り出してはいけないのです。
 
残りが

1本 老陽
2本 少陰
3本 少陰
4本 少陽
5本 少陰
6本 少陽
7本 少陽
8本 老陰

であって、1本と8本ははじめと終わりで変化するから、老陽・老陰です。
あとは、ややこしくなるから、覚えるときはしっかり覚えて、練習を繰り返します。
 最初のときに投銭というコインを使ったやり方を説明した意味がわかるでしょう。

 最初に1本抜いたりするのは、儀式みたいなものです。
 静かなところで易をたてろとか、手を洗えとか、色々儀式はありますが、日常と離れか感覚を持つとか、省みるとか条件反射を起こして、早く易学的思考法に入るためだと考えます。
 ということで、次回に続く。
 今日は、いよいよ皆既日食ですが、空模様は雨混じりで期待できないな~。