欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

空の向こうに祈りを

2010-01-12 | poem
あの空のむこうに祈りを捧げましょう。
はるかあの雲のむこうに。大きくうねる雲のむこうにあの方がおられるから。
どうかこの悲しみを取り去って下さいと。いいえ、どうかこれからもあなたとともにおられますようにと。
いにしえからいつもわたしとともにおられる方に。
わたしの思い、わたしの行動を。そして、希望をカタチにしていただいているあの方のもとへ。
わたしの願いはあの雲の向こうへ届くのです。
はるか彼方光のもとへ、この気持ちは伝わっていくのです。

わたしは祈ります。目をつぶり、はるか彼方へ。
そして、ほほ笑むのです。願いが叶ったように。まるでなにかのプレゼントをもらった時の子供のような気持ちで。
両手を天にかかげ、それを確かめるのです。
願いが聞き届けられたことを喜ぶために。
まるで親に訴えたことがかなえられた時ように。

このまなざしのむこうにあるものが幻でないことをわたしは知っています。
真っ赤に焼ける太陽の残像を眺めているのです。
そこにあるものをわたしは確信することができる。
祈りは祝福された白い鳥のようにあの方のもとを飛び立ち、そして、わたしのもとへとかえってくる。
それがわかるのです。だから、こうしてほほ笑むのです。
そう、あのお方とのつながりが感じられる今に。
そう、これが愛のつながりなのです。あたたかな喜びというものなのです。

わたしは祈ります。彼方にむかい、これからの指針を受け取れるように。
それはこの世界全体の方向性でもあるからです。
わたしたちの喜びの方向。
それをここに示していきたいのです。
それがわたしの願いであり、彼方からの伝言であるような気がしています。
そんな希望をカタチにしていくのです。
それが使命のような気がして今はならないから。