晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

9836 月山 1 (1984m) 弥陀ヶ原コース

2024-02-06 15:18:25 | 登山

        佛生池の弥勒菩薩

期日 :   1998年8月8~9日

メンバー : (L)Akky,  Tatuya

コースタイム

8月8日

 新潟IC,10:50=温海、道の駅12:50~13:30=国民休暇村羽黒キャンプ場15:00

8月9日  晴(時々ガス)

 国民休暇村羽黒キャンプ場7:30=八合目駐車場8:30~40―御田原参籠所8:45―弥陀ヶ原8:45―一ノ岳1650m―たたみ石1700m―仏生池小屋(九合目)9:50―行者返しー大峰―山頂神社10:50~12:00―行者返し―仏生小屋12:35~45―弥陀ヶ原(八合目)13:30=山伏の湯14:20~15:40=象潟キャンプ場17:30

   時間3:40(登り2:10、下り1:30)  距離 10.4km  標高差1984-1385=599m 累積標高差610m

      月山 弥陀ヶ原コース

      月山ルート標高

記録、感想

 夏の休暇を利用して東北の名峰、月山に登る。

    月山は修験道に支えられた霊峰出羽三山の一座である。白装束の遥拝者でにぎわっている。すなわち、羽黒山では現世利益を、月山で死後の体験をして、湯殿山で新しい生命(いのち)をいただいて生まれ変わる、という類いまれな「三関三度(さんかんさんど)の霊山」として栄えてきたお山とのこと。

    八合目駐車場(1385m)まで車で行く。霧で見えない。出羽三山参りの白装束の団体が多数登って来た。元気なおばあさんもおり結構早い。

         月山八合目 登山口

    八合目駐車場から石畳の道を登って行くと御田原参籠所。月からの使いである大きな兎が祀られていた。ここから弥陀ヶ原湿原となる。「いろは48沼」と言われるくらいたくさんの池塘がある。二ッコウキスゲ、チングルマなどの高山植物がすばらしい。

       弥陀ヶ原湿原と御田原参籠所

    湿原の花の間を登って行くと佛生池。阿弥陀如来、地蔵菩薩が祀られておりガスが掛かって厳粛な雰囲気。オモワシ山、行者返しを抜け、大峰をトラバースして緩坂を登ると山頂に到着。

       佛生池の阿弥陀如来 地蔵菩薩

           もうすぐ山頂 大峰の坂を登る

    山頂付近は一面の花畑。頂上の月山神社に参拝し紙形で穢れを払い、水に流して祈祷を受ける。山頂東に三角点を探したが見つからなかった。

            頂上下のお花畑 ウサギギク

                 ニッコウキスゲ

       ハクサンイチゲ

       ハクサンシャジン

            キオン

 

        ミヤマリンドウ

      エゾシオガマ

      シロバナトウウチソウ

          ハクサンフウロ

         ミヤマキンバイ

       ハクサンボウフウウ

         ナンブタカネアザミ

      山頂 月山神社本宮にて

    行者返しの坂を下る

     弥陀原湿原分岐まで戻った

 

 頂上付近のすばらしいお花畑を楽しみながら下る。帰りの佛生池で展望が効くようになった。展望の良い日にもう一度登りたい。


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