晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

吾妻連峰 中津川(沢登り) 2011年9月27~30日

2011-10-06 17:23:13 | 登山
     
最後の大滝 朱滝60m 少し戻り左の沢を利用して高巻く





     白滑八丁 二段ナメ滝


     白滑八丁 厳しい所


     標高880m付近 きれいな休憩地


     魚止滝滝15m


     東電取水口


     銚子口  右よりヘツル


     大釜 5m滝


     観音滝20m


     観音滝手前のビバーク地


     右より流入する権現滝30m


     神楽滝40m 右から高巻く


     夫婦滝10m


     静滝12m


     熊落滝10m


     筋滝20m


     朱滝60m 戻って左の沢より高巻く ヘツリも厳しい


     標高1550m付近の2日目のテント場 
    

     Uさんが釣り上げたイワナ  おいしかった


     岩ゴロの沢となりヤケノママへ


     沢から池塘へ


     池塘から大凹の登山道へ到達 沢登り終了


コースタイム
9月27日
   厚木IC 10:30=東名・首都高・東北道・磐越道猪苗代磐梯高原IC=グランデコスキー場(車中泊) 16:20
9月28日
   グランデコスキー場7:00=(タクシー)=レークライン中津川橋7:25―中津川レストハウス7:30~50―中津川入渓8:00―白滑八丁8:25―魚止め滝15m11:20―取水口13:15―銚子口13:40―大釜の5m滝14:45―観音滝20m15:30―テント場(ツェルト泊) 15:30
9月29日
   テント場6:30―権現沢出合8:55―神楽滝40m9:00―夫婦滝10m10:00―静滝12m10:25―熊落滝15m11:15―筋滝13:10―朱滝14:10~16:15―テント場(ツェルト泊) 16:20
9月30日
   テント場6:30―ヤケノママ6:55―稜線登山道10:45―大凹水場10:50―梵天岩11:25―西吾妻山11:50―西吾妻山避難小屋12:00~30―西大巓13:10―グランデコスキー場山頂駅14:40=(ゴンドラ)=グランデコスキー場15:10=裏磐梯休暇村(入浴)16:00~17:00=猪苗代磐梯高原IC 18:00=厚木IC

記録
9月28日
   グランデコスキー場に車を置き、タクシーでレークライン中津川橋へ。中津川レストハウスで装備をつけ入渓。25分程ゴロを歩くと白滑八丁に到着。八丁は870mに相当するから長いナメだ。凝灰岩のU字渓谷を沢靴のフリクションを聞かせて歩いて行く。白い岩と青い水が美しい。結構水が多く、所々沢を横切る際には腿の辺りまで濡れた。2段のナメ滝を過ぎると両側が立ってきた。安全のためロープが出された。所々滑ったりして厳しいヘツリがあったが、大きな岩が出てくると終りである。無事通過。

   この時期ドボンは避けたい。美しいゴロを歩いて行くと魚止滝15m。チョックストーンの両側より水を落しており豪快。右側のルンゼ状を登り道のような所に出た。昔の森林鉄道の軌道跡らしい。右に行き少し登って沢に下りた。ゴルジュ帯をヘツって行くと東電取水口に到着。取水は行われていないため下流の白滑は水が多い事を納得した。
   ゴルジュを行き、大釜5m滝を登ると観音滝20mに遭遇。右側手前の岩棚でツェルトを張れる所があったのでここで一泊。窪地に石を入れて平にする。uconさんはテント設営後イワナを釣るがヒットしない。時間が遅くなったためであろうか。薪を拾い火を焚いてご飯を炊く。
   Mさんが高巻きの途中で見つけたミズと切干大根のサラダがおいしい。空は満天の星で飛行機が飛んでいく。明日も晴天のようだ。

9月29日
  幕営地のすぐ上を登り高巻く。小滝や岩ゴロを越していくと右より権現滝30mを有する沢が流入。すぐに前には神楽滝40m。いずれの滝も大きく圧倒される。右から高巻きルンゼを下り沢に下りると夫婦滝10mの下に出た。左側を登る。次は静滝12m。滝の手前を小さく巻く。しばらくすると切りたった岩壁の下に豪快な四条の滝が見えた。音もゴウゴウと大きくミストも飛んでくる。熊落滝15mだ。この滝の上は直角に曲っていてさらに60mの滝があるとの事。ここからは見ることができない。少し戻り右を巻く。巻き道も厳しい。
   下りた所には線状の滝が流入し美しい。次の筋滝20mは右側を登る。左から流入する線状の滝を見たりナメを登ると最後の滝である朱滝60mが現れた。近づくと美しさと大きさに圧倒される。ここは少し戻って左の沢を登り、途中で北に少し登りトラバースして尾根状の所に出た。トラバースする所が厳しくロープが出された。ほぼ水平に歩いて朱滝の上の沢に出た。

   下りてすぐの小さい広場でツェルトを張った。大滝が終了してホッとした。U さんは、さっそくイワナ釣り。二匹釣れたが、三匹目は逃げられたという。暗くなってきたので終了。Mさん特製の三色丼と共にいただく。卵はスープに入れられた。すばらしくおいしく忘れられない味であった。

9月30日
  大滝は全て越えたのでリラックスして小滝やナメを登って行く。少しして雨が降ってきた。稜線に出るまで持ってほしいと思ったが残念。しばらく岩ゴロやナメを登ると谷が開けて、硫黄の臭いがするヤケノママに着いた。所々にガスが出ていた。崩壊地を二ヶ所ほど越えて藤十郎への登山道を過ぎると笹が出て来て小川になりすぐに池塘に出た。西に向かって進むと予定した大凹の登山道に出た。

 風が強く寒い登山道を登り梵天岩、西吾妻山を通り西吾妻小屋に着いた。ここで装備をはずし、寒さを防ぐためカッパの下をはき西大巓からグランデコスキー場へと下った。今回使用した沢靴は下りの岩ゴロの道でもしっかり歩くことができた。14:20にゴンドラに乗って長かった沢登りも終了した。
大高巻きなどの難しい道をしっかりと見つけて歩いてくださったUリーダー本当にありがとうございました。

費用
タクシー(グランデコスキー場~中津川橋) 6,170円
グランデコスキー場ゴンドラ代      1,000円
裏磐梯休暇村(入浴料) 500円

メンバー : 4人





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