標高770m二俣 右が本流
メンバー : (L) K.MOTI、S.YAMAMOTO、KMIKKO、Akky 4人
コースタイム、 天気 晴
コスモール大樹6:00=楽古山荘7:00~30―十勝岳南面沢出合8:09― A550m左岸のヘツリ 8:25―A585m崩落地8:48―A610 10m滝8:53―A780m二俣9:45―ドラム缶12:11―山頂12:34~13:07―楽古山荘15:05
時間7:52(登り: 5:04、下り: 1:58)、距離10.9km。標高差1471-355=1116m、累積標高差1416m
記録
日高入門の沢とのことで、コイボクシュメナシュンベツ川直登沢から楽古岳を登る。
楽古山荘で支度をして林道を歩き、蕗や笹の茂る踏み跡をたどり6回程渡渉して十勝岳南面沢出合付近より入渓。沢をへつったりしながらA550m二段3m倒木ノ滝に到着。微妙なヘツリ。ここは以前あった右側の岩が崩れたとのことで少し登って大股を開いて上部に移るが、バランスが難しい。リーダーよりお助け紐を出してもらい無事通過。小滝を登って行くと3m釜のある滝。ここは左側をヘつって滝の左側を登る。微妙なホールドとスタンスを見つけてヘつる。
楽古山荘 宿泊可能
駐車場で準備して出発
林道、作業道を歩いて十勝岳南面直登沢出合から入渓
A550m、二段3m倒木の滝、右支沢出合、岩が崩れた斜面を微妙なバランスでへつる
A565m 釜のある3m滝 左からへつる
右側をヘつって行く
A585m付近の新たな崩落地を越えると正面に70m滝、右に6m滝が見えてきた。ここは右から小さく巻く。気持ちの良い小滝を越えて行くと左から40m滝が流入。雄大ですばらしい。大岩を越えると右から 50m四段滝が流入。ここを登るのかと思ったが、本流は右側のナメ滝。良かった。
なおもゴーロを行くと正面壁に60m滝と右側に15mナメ滝。雄大な眺めであるが直登は厳しそうと見ていると、右側が本流とのことでまたもや胸をなでおろす。15mナメ滝は右側のルンゼより越した。
正面に70m滝、右本流に6m滝 右から巻く
右の本流6m滝 右から巻く
A600m、3m三条滝
右岸から40m滝
A670m 二条10m滝
左岸から50m滝 登らない
770m二俣 正面に70m大滝と右に15mナメ滝、 右が本流
右15mナメ滝 ルンゼを登る
ルンゼを登る
A830m付近から核心部の大ナメ滝。右側にしっかりしたホールドとスタンスがあるが、高度差が大きいため、ロープを出してもらい2ピッチで登った。特に難しくはない。この後もなおも登って行く。
さらにナメ滝がA1150m程まで続いていて楽しく登っていく。ここから伏流となりガレの急坂。汗をかきながら登り、目印のドラム缶を確認してハイマツの薮を少し漕ぐと登山道に出てすぐに山頂に着いた。急なナメ滝の沢であるが雄大ですばらしい沢であった。リーダーによると地元の山岳会の人達はこの沢をクライムダウンするとの事。スゴーイ。
A830m 核心部の大ナメ滝
A850m ロープで確保
A935m 大ナメ滝
A990m 左側崩れ 正面は十勝岳
A1030m 大ナメ滝を登る
溝状ノ滝となる
A1070mナメ滝は続く
A1120m 二俣
A1140mナメ滝が続く
A1230m ガレ沢になった
A1310mドラム缶を確認
A1410m 稜線に出た
ハイマツの登山道
山頂 1472m 一等三角点があった
北側の主稜線 十勝岳、オムシャヌフプリ、野塚岳など
コイボクシュメナシュンベツ川 遡行図
頂上からは少しガスがあったがオムシャヌプリ、十勝岳が見えた。帰りは、日高三大急坂の一つである登山道を下って約二時間で楽古山荘に戻った。
ヘツリあり、大ナメ滝の登りありで、雄大で楽しい沢登りであった。案内してくださったリーダー及びメンバーの皆様、ありがとうございました。