必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

第四拾七話「アイアム ア ヒーロー」

2010-11-23 22:48:10 | 大河ドラマレビュー《龍馬伝》

武田鉄矢「幕府が潰れたら武士が無職になるです」
坂本龍馬「そんなことどうでもいいぜよ!平民と混じって商いや畑を耕せばいいぜよ!」

いくらなんでも無責任すぎやしませんか、坂本君!
やり方もわからず、いきなり商売を始めろと言われても無理です。何らかの教育機関が必要でしょう。
雨宮処凛あたりが聞いたら、真っ先に抗議してきそうなやり取りです。

まさか龍馬は本気でそんなことが可能だと思っていたのでしょうか。
いやいや、そんなはずはありません。
なにせ、このドラマにおける坂本龍馬は西郷・大久保・木戸(眉なし慶喜なんぞは論外)よりもはるかに先見性に優れ聡明溢れる人物なのです。
それを考えると、商いや百姓で失敗し、プライドをズタズタにされ、追い詰められた武士がそこら中で反乱を起こす事を予想できない坂本龍馬はおかしい。

そこで琉河は、まことに心苦しいのですが敢えて反主流の説を唱えてみたいと思います。
『大政奉還により戦争がなくなり、旧時代でしか生きられない武士に死に場所すら与えず、生殺しにし、奴らが見下してきた下士や商人、百姓に頭を下げさせて教えを請わせる。そのうち我慢出来なくなった武士に内乱を起こさせ、みじめな最期を与える』
これこそが、坂本龍馬の武士に対する復讐だったのです。
“武士がなくなる世の中を目指す”というのは“武士が亡くなる世の中を目指す”という事だったのです。
ずっと「上士と下士」に拘り続けた龍馬の願いはここに成就したのでした。
近江屋で呆気なく暗殺されてしまったのは、この時の龍馬は本能寺でのうのうと茶会を開いていた信長と同じような心境だったからでしょう。

ちょっと奇をてらってみました。まあ、戯言だと思って見逃してください。


次回、最終回。
元BLANKEY JET CITYの人が登場。ある意味、亀治郎よりもVIPなゲスト。


平清盛・・・

2010-11-16 19:51:19 | 自己満足な評論

2012年の大河ドラマ『平清盛(仮)』。

どうやら主役は松山ケンイチさんで確定みたいですね。

いくらなんでも若すぎるでしょう。
平重盛や源頼朝なら話は分かるのですが・・・。
清盛なんて、ライバルの源義朝や小憎たらしい後白河天皇よりも年上ですよ。
もっといえば、平清盛は源平合戦で言えば長老的存在でしょうが!(最長老は源頼政ということにしておく)
まあ、保元・平治の乱でお話が完結するなら大歓迎のキャスティングなのですが・・・。

松山さんと同世代が重盛や宗盛、知盛を演じる事になりそうな予感。
果たして、松山さんはゴッドファーザー足りえるのか。


第四拾壱話「高杉晋作の嘘」

2010-10-11 00:47:02 | 大河ドラマレビュー《龍馬伝》

高杉晋作の退場回でしたが、どこがどうなったら他藩出身の龍馬に後事を託す、みたいな展開になるのでしょうか。
高杉自体が四境戦争前後に龍馬教に洗脳されてしまったので、仕方がないといえば、仕方がない展開なのですが。ここ数回の高杉の行動が異常だったので、今日この日を忘れない為に列記しておきます。

1.武力討伐を目指していたのに、いきなり大政奉還論を支持する高杉!(木戸がショックのあまり偏屈な戦争屋になってしまった!)

2.武具もつけずに三味線を弾きながら戦場を闊歩する高杉!(どうやら自殺願望があったみたいです)

3.木戸、久坂、伊藤、井上、そして人生の師である吉田松陰よりも坂本龍馬にシンパシーを感じている高杉!(洗脳の成果が出ていますね。良かったね、龍馬さん)

4.1人で海辺に行き咆哮する。危篤状態なのに意外に元気な高杉!(こればかりは龍馬教のせいとは言い切れませんね。広末さんの熱愛報道も関係していると思います)

こんなところでしょうか。まだ何かあった気がしたけど忘れました。


それよりも「面白き事もなき世に・・・」という辞世の句を詠むシーンが無かった事が驚き。
そのシーンを外すのなら、今回のタイトルは普通に「海援隊誕生!」にしとけば良かったのです。要潤と一緒にJODANJODAN歌ってれば良かったのです。


第参拾八話「遊戯王」

2010-09-19 20:52:34 | 大河ドラマレビュー《龍馬伝》

桐谷さんレベルの役者さんだと、こういう扱いになるんだな~、と実感した一話でした。

何だか、戦う事に意義がある!みたいな展開になっていますが、こんな少年誌的なノリでいいものですかね。こういう流れに持っていくことにより、人の命がいかに軽いかということをこのドラマのスタッフは訴えたいようです。

高杉さんなんて「余命○ヶ月のナントカ」みたいな扱いにしかなっていないし、木戸さんはレアカード集める事しか考えていないし、西郷さんは“もう1人の自分”と何か話しをしているし、抜いた剣はどうした、とか、もうダメな展開になっています。

長州勢を好意的に描いてくれていたので、あまり文句は言いたくなかったのですが、もうダメでしょう。
何が「馬関の奇跡だ」。何様だ、坂本龍馬。テリー伊藤、何か言ってやれ。

で、最終章の新キャストですが、
大久保利通=及川光博
だそうですね。
ならば、よし。
あとは、
岩倉具視=水谷豊
を実現させるだけだな。がんばれ、NHK。

ところで、またまた高橋克実さんがトメになってるのですが、何で中岡役の上川さんを出さないの?こういう事態を避けるために上川さんを中岡役にしたんじゃないのか。
もしかして、上川さん降板した!?


第参拾伍話「薩長同盟」

2010-08-29 20:47:45 | 大河ドラマレビュー《龍馬伝》

龍馬が最後にいいところを持っていったような気がしないでもないですが、今回は長州にも薩摩にも花を持たせる展開になっている、なかなか良いお話でした。

欲を言えば、薩摩にこれまでの経緯を清算するために、木戸がもっと西郷に言い寄るシーンがあってもいいはずですが、『篤姫』や『翔ぶが如く』に比べればだいぶ長州の扱いが良くなっていましたので満足です。
クレジットもサプライズ(?)で谷原さんがトメグループに昇格していました。おめでとうございます。

さて、今回までのストーリーで長州にどんな人材がいるのか、何を考えているのか、多少は世間に広まったかと思います。布石は出来ましたので、2013年の大河ドラマは木戸孝允でお願いします。


「江~姫たちの戦国~」の配役に物申す

2010-08-13 23:20:39 | 自己満足な評論

来年の大河ドラマ、お江の方。「篤姫」の戦国版としか言い様がないこのドラマ。
何とも興味をそそられないテーマなので出来る限りスルーしたかったのですが、そうしてしまうと当ブログの存在価値が無くなってしまうので、あくまで琉河の自己満足のために物申してみる事にします。

で、現在決まっている配役は以下のとおり。

江:上野樹里
茶々:宮沢りえ
初:水川あさみ
   *
お市の方:鈴木保奈美
浅井長政:時任三郎
   *
徳川秀忠:向井理
石田三成:萩原聖人
豊臣秀次:北村有起哉
豊臣秀長:袴田吉彦
黒田官兵衛:柴俊夫
京極高次:斎藤工
京極龍子:鈴木砂羽
森蘭丸:瀬戸康史
柴田勝家:大地康雄
明智光秀:市村正親
なか:奈良岡朋子
   *
おね:大竹しのぶ
千利休:石坂浩二
織田信長:豊川悦司
豊臣秀吉:岸谷五朗
徳川家康:北大路欣也

この配役をみて思ったことは、家康と信長、そして秀忠のキャスティングの上手さ。
豊川悦司の信長も北大路欣也の家康も不気味なほど安全牌すぎる。これは、文句をつけることが出来ない。逆に安全牌すぎて、どこを褒めて良いのか分からないのが困るところですが。
徳川秀忠もこれまたハマリ役の予感。向井理という俳優は脇にいて輝くタイプだな、きっと。でも上野さんより5つも年下の役なのか・・・と思うと少し微妙ですが。上野さんのお姉さん演技に期待するしかないか。

びっくりした配役は大地康雄。鈴木保奈美の復帰よりも、こっちの方がビックリ。
生きてたんだね、大地康雄。柴田勝家役が合うかどうかは別にして、素直に嬉しいです。
そして鈴木保奈美。東京ラブストーリーなんて何年前でしょうか。そう、あの頃はまだ石田純一が二枚目俳優としてその名声を欲しいがままにしていた時代だ。そういえば、冬彦さんが流行ったのもあの頃ですね。
何にしても鈴木さん。お市の方のトレンディな生き様を視聴者に見せつけてください。
・・・まあ、正直に言えば、あまりアリガタミは感じていませんが。

そして、少し唸ってしまう配役は利休と秀吉。もう、これは主観的な問題なので、どうしようもない。
石坂浩二はNHKがドラマに箔をつけるためにキャスティングしたのでしょうけど、千利休は止めて欲しかった。石坂のインテリとか高貴さというのは、龍馬伝でいう「山内容堂」的なものだと思うのですよね。腹に一物ありそうな感じがして仕方がない。それでもって、でしゃばり。
まあ、秀吉に警戒されて切腹を言い渡されても当然!という利休にしたいなら石坂さんでもいいです。
残すは秀吉の岸谷五朗。
これも微妙なんですよ。
例えば北政所や信長が主役のドラマなら、文句のつけ様がない配役なのですが・・・。
主役はお江与でしょう。
若すぎやしないか・・・。
同じ馬面でいいなら、役所広司とか中井貴一でもいいじゃない。いや、それでもまだ若いな。
と、思ったら。ここに新たな情報が。
来年の新春ワイド時代劇で、西田敏行が秀吉を演じるとのこと。(主役は竹中半兵衛と黒田官兵衛らしいです)
そう、これだよ!
西田敏行に演じさせれば良いんだ。
秀吉というよりは家康に近い容貌の西田さんですが、この際関係ない。
勝新太郎でも秀吉を演じたぐらいだ!外見なんて演技でふっ飛ばせば良いんだ。

じゃあ、ちょっと岸谷さんを西田さんに替えてみます。

江:上野樹里
茶々:宮沢りえ
初:水川あさみ
   *
お市の方:鈴木保奈美
浅井長政:時任三郎
   *
徳川秀忠:向井理
石田三成:萩原聖人
豊臣秀次:北村有起哉
豊臣秀長:袴田吉彦
黒田官兵衛:柴俊夫
京極高次:斎藤工
京極龍子:鈴木砂羽
森蘭丸:瀬戸康史
柴田勝家:大地康雄
明智光秀:市村正親
なか:奈良岡朋子
   *
おね:大竹しのぶ
千利休:石坂浩二
織田信長:豊川悦司
豊臣秀吉:西田敏行
徳川家康:北大路欣也

おっ、何か急にキャスト表が引き締まってきたぞ!
でも岸谷さんを外すのは勿体無いので、別の役に。ついでに石坂さんも別の役に。

江:上野樹里
茶々:宮沢りえ
初:水川あさみ
   *
お市の方:鈴木保奈美
浅井長政:時任三郎
   *
徳川秀忠:向井理
石田三成:萩原聖人
豊臣秀次:北村有起哉
豊臣秀長:袴田吉彦
黒田官兵衛:柴俊夫
京極高次:斎藤工
京極龍子:鈴木砂羽
森蘭丸:瀬戸康史
なか:奈良岡朋子
   *
柴田勝家:大地康雄
明智光秀:市村正親
織田有楽斎:岸谷五朗 
菊亭晴季:石坂浩二 
   *
おね:大竹しのぶ
織田信長:豊川悦司
千利休:片岡仁左衛門 
豊臣秀吉:西田敏行
徳川家康:北大路欣也

どうでしょうか。
千利休に歌舞伎界から片岡孝夫、そして下手すれば一年間画面の隅で移っていそうな有楽斎と晴季に岸谷さんと石坂さんを。
特に武家を見下す公家役に石坂さんはピッタリな配役ではなかろうか。
千利休は松本幸四郎さんでも似合いそうです。

うんうん、いい感じ。
後は主役を変えれば・・・
ってそれは、タブーでしたか。

では、また。


2013年の大河ドラマはこの人を主役でお願いします

2010-08-08 23:52:40 | 自己満足な評論

2012年の大河ドラマは『平清盛』を扱うそうですね。
清盛が主役なら保元・平治の乱までは見所も多くて面白いと思うのですが、それ以降をどう描くかで世間の評価が分かれそうです。藤本有紀さんの脚本に期待です。

ところで2012年が決まったら、気になるのは2013年の“主役”は誰か!
突然ですが「主役にして欲しい英雄ベスト5」を下に記しますので関係者の皆様、当ブログを発見した際にはどうかご検討の程よろしくお願い申し上げます。

 

1位
キャッチコピー「維新大事を成し遂げた不撓不屈の精神」
木戸孝允

・今更、何もいう事はない。早くして。
・龍馬伝での扱いがマシだと思えてしまう、この現状を何とかして下さい。
・学習漫画で取り上げられていたので読んでみたら、内容の薄さに泣けた。琉河なら城爪草ではなく、中村光に作画を依頼するけどな~。



2位
キャッチコピー「生誕110周年記念。低賃金労働者諸君よ、今こそ立ち上がれ!プロレタリアートの魂を見せろ!」
小林多喜二

・こういう時代だからこそ、取り上げるべき人物。
・主役は大森南朋か佐藤健で。
・高級蟹料理屋とのタイアップも望めます。
・搾取される側の苦しみを訴える作品にして欲しい。
・生誕100周年というテーマでやりたいなら森繁久彌をお勧めします。


3位
キャッチコピー「天皇は人間だった!?恐るべき真実を明らかにした男」
昭和天皇・裕仁

・事前にアメリカ、中国、韓国に検閲を依頼すればドラマ化も可能ではないかと思います。
・宮中某重大事件、支那事変(ワザとだよ!)、太平洋戦争、敗戦記念日の玉音放送といったイベントには事欠かない人物。
・メガネは必需品ですかね。
・別に琉河は右にも左にも関心はありませんよ。


4位
キャッチコピー「年金詐欺者も顔負けのご長寿!伝説と現実の狭間で君は何を見たか」
神武天皇

・享年127歳説と137歳説。どちらを採用するのか思案のしどころ。
・この題材ならK松E里子でも脚本が書けそうです。
・解説は池上彰氏にお願いしたい。
・色々な団体に利用されそうな題材ですが、そこはNHKの意地を見せて欲しい。


5位
キャッチコピー「人には向き不向きがあるんだよ。現実逃避して何が悪い!」
八代将軍・足利義政

・義政をペット系、日野富子を肉食系、足利義視を草食系に見せかけた肉食系、というイメージで描いたらどうでしょう。
・働いたら負けだと思っている人達からの支持は得られると思います。
・八代将軍繋がりで、柴咲コウや松平健が演じても構いません。



ぶっちゃけ、2位以下はどうでもいいです。
では、また!


第弐拾九話「正義の味方」

2010-07-18 21:50:07 | 大河ドラマレビュー《龍馬伝》

今回、中身はなかなか面白かったです。

イギリス人の日本征服計画とか薩長激突寸前とか、楽しめるシーンが多くありました。龍馬の薩長同盟への布石も今回打たれたような気がします。

冒頭の岩崎のセリフ
「誰も彼もが龍馬に振り回されたのだ!」
という言葉が核心を突いていていいですね。龍馬を単なる正義の味方的な第3者ではないと岩崎を通じて伝えるところが素晴らしい。
OPの始まり方も赤色バックが格好良かったです。

しかし、たった一つ残念なことが・・・。
というより、琉河的にはこれが一番残念なのですが。

そうですね。
もうお分かりですね。

それは、大河史上最も安っぽいトメを見てしまったということです。

なんだ、高橋克実トメって。

あ、別に高橋克実さん個人に文句があるわけではありません。ドラマのクレジットや構成自体に文句があるだけです。

「西郷という役柄上、トメは仕方なし!」という次元ではないです。
そういう言い訳は『義経』の渡哲也と丹波哲郎&高橋英樹を比較する時に使うものです。
龍馬伝は単に、予算がないのか大物役者に軒並出演を拒否されたのかどちらかです。

だってね。
琉河は民放ゴールデン枠の連続ドラマで高橋克実のトメなんて見たことがないです。
33分探偵は未見なので「全くなし」とは断言できませんが、要は、この29話は民放以下の役者しか出ていないと言えるのではないかということです。
心ある優しい方は「1回ぐらい、そういう回があってもいいだろう」と思うでしょうか、大河ドラマはドラマの権威的象徴でいて欲しいのです。1回たりとも気を抜いてはいけないと思うのですよ。

例えば風林火山ですら、千葉真一退場後に緒形拳を出演させて市川さだんじトメという最悪の事態を回避させて、何とか大河ドラマの面目を保たせる事が出来ました。
それに比べたら、何という体たらく。
新撰組での伊原剛志がトメになった時と同じ現象が起きています。でも新撰組の時は石坂浩二、佐藤浩市、伊東四朗がそれぞれトメになった回を見ていたのでまだ笑えましたが、龍馬伝なんか前述に相当するレベルの役者すらいない。
せめて2~3人は、ほほう!と唸ってしまう大物役者を出して欲しい。里見浩太朗1人に荷を負わせるのは可哀相ですぞ。
あの風林火山ですら見栄を張るために仲代達矢と緒形拳を召還したんだ!
去年の天地人だって、松方弘樹や宇津井健を出してそれっぽく見せていた。

大河ドラマは紅白歌合戦と似たようなもので誰が出演するのか、というのも楽しみの一つ。

なのに。

今年はキャスティングがつまらない。

だからクレジットがなかなか引き締まらない。

特にトメが引き締まらないのでダダ漏れです。
クレジットは大きな筒状の袋。
役者が上から下へ流れていくのだから、下でしっかりと袋の端を縛らないと。
よく分からない役で出てきた石橋凌も下の端が縛れていないので、そのまま落っこちていきました。
どうせなら、石橋を西郷役にしてトメに回した方が、まだ見栄えは良かったのではないか?
いや、そこまで拘束する予算すらなかったのか。
だったら、倍賞か近藤をちょこっとでも出しとけばいいのに。

と、ここまで書いたけど、どうでも良くなってきました。
よく考えたら、龍馬伝の配役がしょぼくても琉河の人生には何も影響しないことに気付きました。
まあ何か、この記事も締まらずにダダ漏れですが、どうぞよしなに。


福山雅治主演で「家康伝」をキャスティングしてみました パート2

2010-07-04 23:56:39 | 歴史ドラマ妄想キャスト

龍馬伝で活躍されている福山雅治さんに徳川家康をやらせてみたらどうなるのだろう、という疑問から始まったこの企画。
この経緯については前編でもっともらしく語っているので、興味のある方はご一読下さい。

さて、今回は後編のSEASON3とSEASON4のキャストです。ドラマでも漸くSEASON2が終わろうとしていますね。話は面白くないわけではないのですが、大河ドラマにしては配役に面白みを感じないと思ってる次第で。
というわけで、この家康伝では多様なキャスティングを考えてみました。
では福山さんのファンの方もそうでない方も、徳川家康が好きな方もそうでない方も是非ご覧下さい。


家康伝【SEASON3】
甲斐攻略~秀吉の死

徳川家康(1542~1616):福山雅治
於大の方(1528~1602):黒木瞳
本多忠勝(1548~1610):大森南朋
お愛の方(1562~1589):広末涼子
須和(阿茶局)(1555~1637):ともさかりえ
茶阿局(?~1621):貫地谷しほり
本多正純(1565~1637):要潤
徳川秀忠(1579~1632):山本裕典
お万の方(1547~1619):奥貫薫
        *
        *
高力清長(1530~1608):堤大二郎
板倉勝重(1544~1624):松尾貴史
天野康景(1537~1613):石橋保
鳥居元忠(1539~1600):金山一彦
平岩親吉(1542~1611):小市慢太郎
大久保忠佐(1537~1613):宮川賢
石川家成(1534~1609):冨家規政
渡辺守綱(1542~1620):樋口浩二
阿部正勝(1541~1600):篠原さとし
植村正勝(1535~1592):手塚とおる
大須賀康高(1527~1589):松井範雄
内藤政成(1527~1602):春田純一
松平家忠(1555~1600):長谷川朝晴
服部半蔵(1542~1596):宮内敦士
伊奈忠次(1550~1610):原田裕章
松平康重(1568~1640):本田大輔
成瀬正成(1567~1625):波岡一喜
青山忠成(1551~1613):佐々木睦
内藤清成(1555~1608):藤重政孝
永井直勝(1563~1625):滝藤賢一
岡部長盛(1568~1632):鈴木亮平
松平秀康(1574~1607):小柳友
松平忠吉(1580~1607):染谷将太
        *
石川数正(?~1593):生瀬勝久
茶々(1567~1615):真木よう子
榊原康政(1548~1606):佐々木蔵之介
大久保長安(1545~1613):高橋克実
井伊直政(1561~1602):平岡祐太
本多重次(1529~1596):國村隼
大久保忠世(1532~1594):山口祐一郎
大久保忠隣(1553~1628):高岡蒼甫
茶屋四郎次郎(1542~1596):宮迫博之
旭姫(1543~1590):西田尚美
大政所(1513~1592):佐々木すみ江
真田昌幸(1547~1611):石橋凌
前田利家(1538~1599):大杉漣
上杉景勝(1555~1623):吉井和哉
毛利輝元(1553~1625):渡辺いっけい
島左近(1540~1600):布袋寅泰
加藤清正(1562~1611):原田泰造
豊臣秀長(1541~1591):杉本哲太
北政所(1548~1624):草刈民代
徳川家光(1604~1651):成宮寛貴
        *
黒田官兵衛(1546~1604):田中哲司
織田信雄(1558~1630):青木崇高
池田恒興(1538~1584):小須田康人
森長可(1558~1584):松原正隆
滝川雄利(1543~1610):利重剛
豊臣秀次(1568~1595):大東俊介
織田有楽斎(1547~1621):リリー・フランキー
北条氏政(1538~1590):斉藤洋介
北条氏直(1562~1591):山雄介
藤原惺窩(1561~1619):宇治原史規
浅野長政(1544~1611):斉木しげる
前田玄以(1539~1602):エド山口
長束正家(1562~1600):鷲生功
増田長盛(1545~1615):佐藤二朗
生駒親正(1526~1603):久保晶
宇喜多秀家(1572~1655):忍成修吾
小早川隆景(1533~1597):石井愃一
藤堂高虎(1556~1630):加藤虎ノ介
細川忠興(1563~1645):松田悟志
池田輝政(1564~1613):音尾琢真
黒田長政(1568~1623):尾上寛之
浅野幸長(1576~1613):高田将司
加藤嘉明(1563~1631):松本実
小西行長(1555~1600):山崎一
金地院崇伝(1569~1633):皆川猿時
お江(1573~1626):マイコ
        *
        *
福島正則(1561~1624):内野聖陽
石田三成(1560~1600):渡部篤郎
本多正信(1538~1616):豊川悦司
酒井忠次(1527~1596):松平健
豊臣秀吉(1536~1598):役所広司
天海(1536~1643):松本幸四郎

大久保彦左衛門(語り)(1560~1639):香川照之


家康伝【SEASON4】
伏見入城~家康の死

徳川家康(1542~1616):福山雅治
於大の方(1528~1602):黒木瞳
本多忠勝(1548~1610):大森南朋
須和(阿茶局)(1555~1637):ともさかりえ
茶阿局(?~1621):貫地谷しほり
本多正純(1565~1637):要潤
土井利勝(1573~1644):大泉洋
徳川秀忠(1579~1632):山本裕典
お万の方(1547~1619):奥貫薫
松平忠輝(1592~1683):三浦春馬
        *
        *
高力清長(1530~1608):堤大二郎
板倉勝重(1544~1624):松尾貴史
天野康景(1537~1613):石橋保
鳥居元忠(1539~1600):金山一彦
平岩親吉(1542~1611):小市慢太郎
大久保忠佐(1537~1613):宮川賢
渡辺守綱(1542~1620):樋口浩二
阿部正勝(1541~1600):篠原さとし
松平家忠(1555~1600):長谷川朝晴
伊奈忠次(1550~1610):原田裕章
松平康重(1568~1640):本田大輔
成瀬正成(1567~1625):波岡一喜
青山忠成(1551~1613):佐々木睦
内藤清成(1555~1608):藤重政孝
永井直勝(1563~1625):滝藤賢一
岡部長盛(1568~1632):鈴木亮平
安藤直次(1555~1635):鈴木浩介
酒井忠世(1572~1636):高杉瑞穂
青山成重(1549~1615):鶴田忍
柳生宗矩(1571~1646):田中圭
松平秀康(1574~1607):小柳友
松平忠吉(1580~1607):染谷将太
        *
淀殿(1567~1615):真木よう子
榊原康政(1548~1606):佐々木蔵之介
大久保長安(1545~1613):高橋克実
井伊直政(1561~1602):平岡祐太
大久保忠隣(1553~1628):高岡蒼甫
真田昌幸(1547~1611):石橋凌
前田利家(1538~1599):大杉漣
上杉景勝(1555~1623):吉井和哉
毛利輝元(1553~1625):渡辺いっけい
島左近(1540~1600):布袋寅泰
大谷吉継(?~1600):HYDE
加藤清正(1562~1611):原田泰造
安国寺恵瓊(1539~1600):田中泯
直江兼続(1560~1619):宮藤官九郎
芳春院(1547~1617):寺島しのぶ
今井宗薫(1552~1627):つんく
真田信繁(1567~1615):伊勢谷友介
大野治長(1569~1615):筧利夫
豊臣秀頼(1593~1615):瀬戸康史
北政所(1548~1624):草刈民代
徳川家光(1604~1651):成宮寛貴
        *
金地院崇伝(1569~1633):皆川猿時
黒田官兵衛(1546~1604):田中哲司
浅野長政(1544~1611):斉木しげる
前田玄以(1539~1602):エド山口
長束正家(1562~1600):鷲生功
増田長盛(1545~1615):佐藤二朗
宇喜多秀家(1572~1655):忍成修吾
藤堂高虎(1556~1630):加藤虎ノ介
細川忠興(1563~1645):松田悟志
池田輝政(1564~1613):音尾琢真
黒田長政(1568~1623):尾上寛之
浅野幸長(1576~1613):高田将司
加藤嘉明(1563~1631):松本実
小西行長(1555~1600):山崎一
前田利長(1562~1614):荒川良々
小早川秀秋(1582~1602):本郷奏多
吉川広家(1561~1625):蛭子能収
蜂須賀家政(1559~1638):田中要次
島津義弘(1535~1619):角田信朗
ウイリアム・アダムス(1564~1620):ティム・ウェラード
ヤン・ヨーステン(1556~1623):ピーター・フランクル
岡本大八(?~1612):小西博之
有馬晴信(1567~1612):池内万作
片倉景綱(1557~1615):ピエール瀧
木村重成(1593~1615):栩原楽人
大野治房(?~1615):尾上松也
渡辺糺(?~1615):脇知弘
お江(1573~1626):マイコ
千姫(1597~1666):前田敦子
一心太助(?~?):浜田学
        *
        *
福島正則(1561~1624):内野聖陽
石田三成(1560~1600):渡部篤郎
片桐且元(1556~1615):武田鉄矢
本多正信(1538~1616):豊川悦司
伊達政宗(1567~1636):市川海老蔵
天海(1536~1643):松本幸四郎

大久保彦左衛門(語り)(1560~1639):香川照之


後半は関ヶ原の戦いを意識した配役になっています。
高橋克実さんと武田鉄矢さんの配役に困りましたが(竜馬伝では大物の役を演じているので)、何とか収まるとこに収まったという感じです。
ドラマには到底出演しそうもないロックな方々がキャストに混ざっていますが、これは歌手としての福山さんに対抗できる方として選んでみました。(あくまで琉河の主観です。異論のある方はどうか見逃してください

これは始める前から分かっていた事ですが、家康に関わる人物は敵味方関わらず本当に多いです。それだけ、この時代には“徳川家康”という人物を必要としていたのでしょう。

では、また!


第弐拾参話「宮部の小規模な失敗」

2010-06-06 22:49:35 | 大河ドラマレビュー《龍馬伝》

『池田屋』というタイトルで宮部鼎蔵といったら、今回のメインゲストだと思うじゃないですか。
それが単なる死体役になってしまうとは思ってもみませんでした。
しかも結局何がしたいのか分からないチンピラ集団の団長みたいな役割でした。
いや、クレジットの扱いで気付くべきでしたか。甘かったです。
それでも死体すら確認する事が出来なかった吉田稔麿よりマシですか。

最後に。
小西博之さんのクレジットはあの位置で良いのでしょうか。
知名度を考えたら、平岡祐太さんとの2連名でも良かったと思うのですが。