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さらば、ヨーロピアン・エアバス A300 - (2)

2011-04-10 | その他


A300は、エアバスインダストリー(Airbus S.A.S:欧州連合の内の4カ国の国際協同会社)が、初めて開発した旅客機で、世界初のワイドボディ双発機である。

ヨーロッパ内の路線をターゲットにして開発されたため、航続距離は短いが、経済性・信頼性は非常に高い。

同じく300人乗りのB767に比べ、A300は胴体の直径が大きいため床下には、世界標準のLD-3コンテナを2列搭載できる(B767は、1列しか積めない)。


1981年、TDA(東亜国内航空)が初めてのワイドボディ機として導入し、日本で初めてのヨーロッパ製ジェット機となった。運航乗務員3人の短距離用のB2型、中距離用のB4型であった。

今となっては懐かしい“レインボーカラー”の塗装は、A300導入時にエアバスから譲り受けたため、「エアバスレインボー」と呼ばれた。


TDAは、このA300を使用し、国内幹線進出を果たした。1981年、導入間もなく、私も“ヨーロピアン・クイーン”とよばれる日本初のヨーロッパ製のジェット機に搭乗したのを思い出す。




機体の社名は、TDAからJAS(日本エアシステム)、そしてJALジャパンへと変わっていった。




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